ITの開発のあれこれ、英語でどういうかを教えてくれる本
ニュージーランドへ留学する前に、自分の経歴を英語で伝えるためにも、日本のソフトウェア開発の流れを英語でどういうのか、をわかりやすく知ることができる本を探していたところ、発見したこの本。
「ITエンジニアのための場面別英会話&キーフレーズ」
英語はかなり簡単なレベルなのですが、社内ミーティングの進め方や顧客との打ち合わせなどを実際の会話をベースに何パターンも掲載されています。
簡単な単語でも、意外と自分で説明しようとすると出てこない言い回しも多いですよね。学校での最終課題はチームメイトとの打ち合わせがかなり多く、プロジェクトのための要件定義から基本設計、詳細設計、テスト計画などを作成しなければならなかったので、この本が結構役に立ちました。
こちらでの就活の面接に際しても、この本を結構重宝しています。面接の前に、自分が参加したプロジェクトを思い出しながら、この本で英語の練習をして臨んだりしています。
例えば、業務システム要件について
後日登録情報に誤りがあることが発覚した場合、どう処理をしますか?(P81)
「処理をする」ってソフトウェア業界ではよく使いますよね。英語では、
How do you deal with it, if you find some mistakes in registered data at later date?
と、How do you deal with を使います。英単語自体は全て知っていても、意外と出てこないこういった言い回しが多いので、とってもおすすめです。
もう一つの例は、システムスケジュールについて
なんとしても期限は守らねばなりません。(P149)
「期限を守る」は開発以外でも使いますが、英語では
You have to meet the deadline no matter what.
meet は「人と人が会う」ようなイメージが強いですが、物などが「合う」というイメージもあるので、期限という面に自分を合わせるようなイメージでしょうか。「要件を満たす」ことを meet the requirementと言ったりもします。
この他にも、様々な表現があるので、英語を勉強中のITエンジニアの方はぜひ購入をおすすめします。
他にもこの本からの役立つ情報、英語表現などはブログで定期的に上げていこう思うので、ぜひブログもチェックしてみてください。