不登校から登校へ〜嬉しやお弁当作り〜
今日は長男の不登校後の話をちょっぴり。
息子が不登校だったのは中3の一年ほどだったが、なんとかギリギリで高校受験をして公立高校に入学した。
居場所はどこであれ、本人が帆を進めてやりたいことをやっている。その時の気持ちは何とも言いようがないほど嬉しくて、半面また止まるのでは、という不安も大きく、41歳だった私は願掛けのようにあることを始めた。
それは苦手なお弁当作りであった。
今までレンチンと残り物程度だったお弁当。
どこかに行ってくれるのが嬉しくて、お弁当作りを頑張ってみることにした。
頑張って!の気持ちをこめて。
前夜にレシピを決めて、レンチンはなるべくやめて、朝45分かけて栄養面、彩りを考えて作った。お弁当を作れるって当たり前のことではない幸せなことなのだ。
そしてそれをブログにのせた。
ブログなんて小っ恥ずかしかったが、自分を鼓舞するため、継続するために、下手なお弁当を公開した。
息子はお腹に入れば何でもいいので、変化にも気づかず、娘はお友達からいつも、手が込んでていいなぁ〜と羨ましがられていたそうだ。
頑張った。お母さんは頑張ったよ🔥
お弁当ブログがきっかけで、ブログ内でお友達もできた。お弁当作りが上手な人は山ほどいて、勉強になった。
そうしてきっかり2年が過ぎ、唐突にやる気がなくなった😟
人間、無理はできないものである。
堕ちるのは早い。
学校にも慣れ、もういいかな、という気持ちと、元来の面倒臭さが襲ってきて、あっという間にレンチン弁当に戻った。
娘からは「お弁当、もっと頑張ってよー」と言われる始末。さすが女子は鋭い。
息子は何も気づかない。
先ほどブログを見に行くと、サヨナラを告げたブログはまだ健在だった。
記録として残しておきたい気持ちがある。
自己満足かもしれないが、その頃の頑張ってた私。
昔を振り返っても仕方がないので、放置したままだが、思い出のつまったブログをいつ閉じようか悩むところである。