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身近に死を思う

両親が亡くなると今度は自分の番だ、と本能的に感じ、それが常に頭の隅に貼り付き、たまに虚無っている。
子供たちも自立すると尚更。

本当は、ようやく楽しめる時期が来たのに。
今こそ。

今日、犬の散歩で歩いてると、Yちゃんの家の隣のアパートに足場が組まれ布がかぶさっていた。塗装が始まるみたいだよ、Yちゃん。

Yちゃんは息子の小学校のママ友で飲み友だったが、5年前に生活習慣病で突然亡くなった。

ご主人が地主だったので、隣のアパートもYちゃんが管理していた。

Yちゃんはふっくらしていて、向日葵みたいで笑顔の絶えない美人さん、ハワイアンを思わせるおおらさかで皆に好かれていた。たまに笑顔で毒を吐く。そのギャップが魅力の一つでもあった。

あれ?少し太ってきた?
あれれ?また大きくなってる!
会う度にシルエットが大きくなった。運動はしないけど犬の散歩には行っていた。

そんな時、飲み会の1か月後に、トイレから出た途端に頭が痛いと倒れ、亡くなった。

Yちゃんは私より年上。でも、今はもうYちゃんの年を超えてしまったよ。

地主ゆえ、葬儀の規模が半端なかった。お寺の前の田んぼに沿って何十台も車が並び、お焼香も30分位並んだ。あんな盛大な葬儀を見るのは最初で最後だろう。

今でも近くを通ると笑い声が聞こえてきそう。3人の子と夫とお姑さんと2匹の犬を残して、旅行にでも行ったの?LINEも消せないままだよ。

私は最期を迎える時は(父)⇽あまり思い入れはない、母、Yちゃんに会いに行くのだ、と思わずには怖くて逝けないと思う。

さらに、天国に行く前に身を焼かれるのが熱そうで怖いよ、と言うと主人に白い目で見られた😑

久々に通ったYちゃんの家。
子供達もきっと大丈夫だよ。
そっちにいつ行くかは分からないけど、それまで見守っててね。

今日は湿っぽくなりました💦


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