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やらなきゃ損‼最強ツールGoogleアナリティクス

こんにちは。コバです。

今日は、初心者の方でも聞いたことがあるんじゃないでしょうか。Googleアナリティクスについてです。

Webサイトを効果的に集客や売上につなげるには、訪問してくれるユーザーの利用状況を分析する「アクセス解析」を行い、より良いサイトへと改善していくことが重要です。この記事では、これからアクセス解析を始める方向けに、Googleアナリティクスの導入方法、参照するべきデータやその活用方法、他ツールとの比較などをまとめました。


【アクセス解析とは?】

アクセス解析とは一言でいえば、企業ホームページやブログなどのWebサイトにおいて、アクセスしたユーザー(サイト訪問者)の行動傾向利用状況特性を可視化し分析することです。

サイトを作っただけでは、効果的な集客や問い合わせの増加に繋がらないため、どんな人にどのコンテンツが人気なのか、逆にどのページが魅力的にできていないのかなどをアクセス解析で調べることで、サイトの課題の発見と改善すべき指標の把握が行えるわけです。

【アクセス解析のメリット・必要性】

●閲覧した人のデータを視覚化でき、アクセス数の増加とコンバージョン率の改善につながる

制作したページのPV数などのデータを視覚化でき、そのページにどれだけの効果があったかがわかりやすくなります。その結果を解析することで、アクセス数をさらに増加させるための施策やコンバージョン率の改善案を考えるヒントになります。

●滞在時間や回遊率などを把握することで、ニーズのあるコンテンツがわかる

アクセス解析をすることで、そのベージの滞在時間や、そこからユーザーが他のページをどれだけ見て回ったかを表す回遊率もわかります。滞在時間が長いということは、そのコンテンツがきちんと読まれたととることができるので、ニーズのあるものだったということがわかります。

●閲覧者の地域や訪問時間などがわかると新しいコンテンツ開拓のヒントになる

データの中にはアクセスされた国や時間帯も含まれています。ホームページやコンテンツの内容によっては海外のユーザーからの注目度が高い場合もあり、海外展開を考えている場合には本文を日本語以外の言語で作成することも視野に入れるための指標になります。また、メールマガジンでコンテンツの宣伝をしたタイミングで、きちんと狙った時間帯にアクセスが伸びているか、といったことを確認すると、サイトだけでなくメールマガジンの効果的な配信内容や配信時間を検討する際の参考にもなります。

【アクセス解析はどのようなサイトに必要か】


●消費者向けBtoCサイト
BtoCの場合、アクセス解析をすることが商品の売れ行きやサービスの契約数を向上させるきっかけになります。消費者が何を求めるかを把握することで、仕入れの方法や商品ラインナップをより魅力的なものにすることができます。消費者はサイトの見やすさや使いやすさ、デザイン性を重視する傾向にあるため、アクセスが伸び悩む場合は、離脱率やクリック率も調査し、消費者が快適にサイト内を見られるかを検証しましょう。

●業社向けサービスを展開するBtoBサイト
BtoBサイトの場合もBtoCと同じくサービスの契約数や問い合わせ件数の増加のためにアクセス解析を行うことが求められます。また配信しているメールマガジンがコンテンツへの誘導に成功しているかや、広告を出している場合の効果も確認することができます。企業向けのサービスページでは、そのサイトがユーザーの求めるサービスを展開しているかが一目でわからないと離脱する可能性が高まります。離脱率が高い場合には、分かりやすいサービス紹介キャッチコピーを設置するなどして、フィットするサービスであるかを明快に伝えるための対策を行いましょう。

このように、BtoC企業であってもBtoB企業であっても、ホームページは会社の名刺として"持つ"だけの時代から、売上やお問い合わせを生むために"活用"する時代になりました。ホームページ活用のためのファーストステップがアクセス解析である、といえるでしょう。

【アクセス解析で確認すべき主要指標】


アクセス解析でよく使われる、確認すべき主な指標とその意味について解説します。

●アクセス数
文字通りサイトにアクセスされた数のことですが、大きく分けて「ユーザー数(ユニークユーザー数)」「PV数」「セッション数」の3つがあります。それぞれの数値が意味する内容は異なりますが、混同されがちなため注意が必要です。以下でそれぞれ解説します。

「ユーザー数(ユニークユーザー数)」:Webサイトを訪れたユーザーのうち重複を除いた値のことです。一日に同じユーザーが複数回サイトを訪問したとしても、ユーザー数は1とカウントされます。UUなどと略されます。
「PV数(ページビュー数)」:Webサイト内のページが表示された総回数を指します。UU数と違い、同ユーザーがサイトを訪れて3つの記事ページを閲覧した場合、PV数は3とカウントされます。前の記事を再度読むためにブラウザの「戻る」ボタンを押した場合も再度PVとしてカウントされます。
「セッション数」:ユーザーがWebサイトに流入してから離脱するまでの流れを一回としてカウントするのがセッションです。離脱したユーザーが一定時間を経てサイトに再訪問した場合や、参照元が変更されたときなどは再度新規セッションとしてカウントされます。

●滞在時間
Webサイトに訪れたユーザーが、サイト内に留まる時間のことです。ページごとの滞在時間を計測・比較することで、人気のあるページやページの読みやすさなどを把握することができます。

●回遊率
Webサイトに訪れたユーザーが同サイト内の他のページを読んで回ることを「回遊」と言い、1ユーザーがどれだけのページを見て回ったかを示すのが回遊率です。「PV数÷セッション数=回遊率」の計算式で求められます。

●直帰率
ユーザーが最初に訪れたページを見た後に、その他のページに遷移せずそのままサイトを離脱することを「直帰」といい、直帰したユーザーの割合を「直帰率」といいます。「直帰したセッション数÷全セッション数=直帰率」の計算式で求められます。直帰率が高くなる要因としては、ページの内容がユーザーのニーズにマッチしていないか、そのページ以外に必要な情報がないことが考えられます。

●離脱率
サイトを離脱したユーザーの割合を示す指標です。「離脱したセッション数÷全PV数=離脱率」の計算式で求められます。購入完了画面などで離脱率が高い場合は問題ありませんが、途中のページで離脱率が高い場合などは対策を講じる必要があるでしょう。

●コンバージョン率(CVR)
コンバージョンとは、Webサイトにおける「目標」のことでサイトに訪れたユーザーにとってもらいたい行動を指します。例としては資料請求やメルマガ登録、問い合わせや商品購入などがあげられます。「コンバージョン数(CV数)÷セッション数=コンバージョン率(CVR)」の計算式で求められます。

【Googleアナリティクスでできること】


Googleアナリティクス(GA)とは、その名前の通りGoogleが提供するアクセス解析ツールです。基本的には無料で使用でき(一部有料の機能もあります)、登録したサイトにどういった属性の人がどのくらい訪れたのか、またどのように回遊したのかなどのアクセス状況を可視化することができます。

以下にGoogleアナリティクスで可視化できるデータの具体例を挙げます。

●サイトの訪問者数はどのくらいか
●どのページにアクセスが多いか
●どの時間帯にアクセスが多いか
●どのような人が訪れたか(性別、年齢、地域、使用端末など)

●どこからサイトに訪れたか(検索、広告、外部リンクなど)
●サイト内をどのくらい回遊してくれたか(閲覧ページ数、滞在時間)
●サイトを離脱したページはどこか

これらのデータは、自分の運営するサイトの現状を知り、改善点を見つけるのに役立ちます。

例えば、朝夕の通勤時間など特定の時間にアクセスが集中している場合は、そのタイミングでコンテンツを更新すると効果的かもしれません。また、サイトの滞在時間離脱したページが分かれば、その理由を探るための手がかりになるでしょう。もちろん、サイト全体の訪問者数やページごとのアクセス数から、人気の高いコンテンツを把握し、それにサイトのテーマを寄せていくといった使い方もできます。

Webサイトを効果的に集客や売上につなげるためには、やみくもにコンテンツを増やしても効果はありません。ユーザーがどのような情報を求めてサイトを訪れるのか、どのような使い方をしているのかを把握し、それに沿ってサイト作りを進めることが重要です。Googleアナリティクスはそのための情報を収集する、マーケターにとって必要不可欠なツールと言えるでしょう。


次回、設定手順に続く。




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