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2024 Japan Peaks East ③

今回も“Japan Peaks East“を振り返って行きます。
→前回記事は下記リンクより

渋峠編

3ステージ目は“乗鞍エコーライン“


渋峠をクリア後…。
遠方は高速代金やガソリン代などのコストのほか、移動の時間や体力的にもできる限りまとめてこなしてしまいたい、という理由で群馬県草津を後にして長野県松本市までドライブ。
翌日のスタート地点を確認後、温泉で汗を流した後は宿泊地に移動。

車中泊

乗鞍観光センター周辺は車中泊禁止なのでWEBで調べてOKの場所まで移動。
すっかり日も暮れたので夕食を済ませ就寝。

ポタ電で動くノンフライヤーがお惣菜の温めに大活躍!
同じくポタ電で動く炊飯器で炊いたご飯にレトルトのカレー

「宿泊費を節約」という事情だけでなく、単純に車中泊って面白いのです。
限られたスペースで様々な条件(火気仕様の不可など)制約のある中でいかに快適に過ごすか?を工夫するのはどこか自転車にも共通するのかも。
サイクリングと車中泊の組み合わせ=「掛け算」はなかなか楽しい!半面、ちゃんと眠れる(回復)環境を整える必要があるので試行錯誤、です。

ドライブ→ヒルクライム→観光→ドライブ→温泉という流で、心地良い疲労感と山深く静かで快適な環境ですんなりと就寝。
翌朝はまだ満天の星空が広がる頃に観光センターに向かいました。

初めての乗鞍エコーライン

出発準備ができる頃にはすっかり明るくなってました

着替えたり、自転車の準備をしたりしているうちに朝日が昇り、これから目指す山々を照らし始めました。(方角的に多分…間違えないと思いますが確信はなし)

前日の“渋峠“同様、このルートも初めて。
スタート地点から高地で景色がよく、ワクワクします!

走り始めてしばらくするとゲートが出現。
この時期、エコーラインはマイカー規制がされており、自転車のほかは通行許可のあるバス以外走れない、とのこと

貸切状態のワインディングを走り抜けて行きます

これもとても貴重な体験。
バスの本数も非常に少なく、殆ど抜かれたり、すれ違ったりせず。

そうなると前日以上に“無音の世界“。
非日常を味わうことができましたよ。

位ケ原山荘にて休憩

この山荘で標高は2,350m!
停まっている時間が長いと身体が冷えてしまうくらい空気がひんやりしてました

このチャレンジの良いところは「決められたルートを走破すればOK」という緩さ。
昨年はカードを受け取る=配布時間内完走が必要だったのが、アプリでのチェックインに変わったことから、より時間に自由度ができました。

気になるスポットがあると気軽に寄り道できるのはゆるポタ勢の私たちには嬉しいポイント♪
とはいえ、気温が思っていたより低く、ペダルを回していないと身体が冷えそうだったので、補給を済ませて出発です。


絶景のヒルクライム

天候に恵まれ、素晴らしい景色を楽しみながらのヒルクライム。

前日の渋峠に続き晴天に恵まれました!
高度が上がるとともに景色がどんどん変わります

小学生のPipoは勿論ですが、私にとってもなんとも表現できない貴重な体験。
自転車でしか観られない、感じることが出来ない景色、体験。

路面の状態もよく、走りやすい
バス以外は自転車のみ通行なのはとても安心
絶景スポットがあり写真撮影

天候が良かったため、かなり遠くまで見渡すことができ、早いタイミングで後方や前方の走行車両を把握できるのもとても走りやすく感じました。

目指すゴールは右上の岩山の裏側
ついに岐阜県との県境、ゴール地点に!

のんびりと休憩も挟みながらであれば急勾配もなく脚に優しいコースでした。
コースレビューについてはインスタにて紹介しているのでよかったら下記のリンクをご参照ください♪

乗鞍岳畳平にて

到着時点は晴天でした

景色の良さをお伝えしたいので画像多めでお送りしております。

せっかくなので沢山記念撮影しました

ゴール地点の畳平に到着時はまだ晴天でしたが、撮影を楽しんでいるうちにみるみる雲が迫って来てアッ!というまに天気が変わりました。

すっかり雲に包まれました

“日本一標高が高いバス停“=標高2,716mはPipoにとって”最高到達点”。

前日の“国道最高標高地点“に続き“最も高いところにあるバス停“にて
名残惜しそうに長野と岐阜の県境写真を撮る

こんな高いところまで小学生の、運動が苦手な女子でも自力で来れてしまうのは本当に驚き。
ロードバイクって本当にすごい乗り物だな〜と再確認する体験でした。

お天気が崩れないうちに下山を始めました
降りの景色も絶景でした

アプリチェックインも無事済ませ、後は降り。
といっても往路以上に神経を遣うので今回も複数回の休憩を挟みながらゆっくり安全に。

あとがき

いかがでしたか?
8月に開催される“乗鞍ヒルクライム大会“でも有名なエコーライン
自転車に乗られる方には馴染みのコースだと思いますが、私たちは初めてのチャレンジ。
Japan Peaksのルートに組み込まれていなければなかなか挑戦には至らなかったと思うのでとても良いきっかけになりました。
遠方なので渋峠とセットにして1泊、連日の挑戦でしたが、温泉街の散策、温泉、車中泊と「自転車×◯◯」が楽しめて“少し遅めの夏休み“を満喫することが出来ました。

こんな感じで振り返りや最近の様子など、自転車という乗り物を通じて体験した出来事をお伝えしてゆきたい、と思っています。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!


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