白い忘れ物
雪だるまが死ぬのは いつだろう
頭が溶けてしまったときか
降り積もり 埋もれたときか
子供達の置いていった スコップやバケツも
もうすでに 姿を隠しつつある
忘れものは これだけなのか
遠い雲から
白い細胞が降ってきて
雪だるまの息を ゆっくりと奪ってゆく。
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りょーさけさんとの詩交換朗読企画!第2弾です!
りょーさけさんの詩はこちら。
この詩、素敵だと思いませんか。朗読を意識して、ここまで素敵なものを作れるなんて、凄いです。
この詩のなにがいいって、隠されたギミックもそうなんですけど、後半の単語の降りかたが個人的に凄く良くて。まるで雪みたいで、とても綺麗。
ここまでクオリティの高いものを贈られて、どうしたものかと思ってたのですが、結局思いついた一文から広げるしか能の無い男です。こんな具合になりました。
お待たせしました、りょーさけさん。朗読しますか୧⃛(๑⃙⃘⁼̴̀꒳⁼̴́๑⃙⃘)୨⃛
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