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感動したことに数日後に気がついた話
三拍子20周年単独ライブ「ラストチャンスと言わないで」から1週間と1日が経った。早い。
仕事中も単独ライブで見た漫才を思い出したり、お盆休みに入って家でゆっくりとアーカイブ配信を見たり、未だに余韻の最中にいる。
\三拍子20周年記念単独ライブ/
— お笑いライブK-PRO (@kproa) August 13, 2022
✨#ラストチャンスと言わないで ✨
㊗️大好評につき
8/20(土)まで配信延長決定‼️
💻視聴はこちらhttps://t.co/ddYlpKujju
過去最大キャパよみうりホールの1000人が揺れた伝説の単独ライブ✨
お見逃しなく!👀 pic.twitter.com/QusraTknpq
アーカイブ配信が1週間延長されたので、私の強度を保った余韻も同じ期間だけ延長されそうだ。
さて、単独ライブ終演直後の話。
周りのファンの人達と興奮冷めやらない中で「あの漫才めっちゃおもしろかったね!」と話したり、閉店直前の店の前では「あの逆ネタなんだっけ」と言い合ったり、そんな話ばかりをしていた。
20年近く前からのファンの人も、その日初めて三拍子の漫才を見た人も同じものを見て感想を言い合い共感しているのを見て幸せを噛み締めていた。
ただ、いざTwitterやアンケートやnoteにライブの感想を書こうとした時に何から書き始めたら良いかがわからない。何をどう書いたら良いかも分からない。
それでも不特定多数に伝えたいし(Twitter)、主催者にも伝えたいし(アンケート)、感情を記録しておきたい(note)と思い、それぞれの形で書いた。
数日後、それらを読み返して思った。
私は本当に感動したんだなと。
映画やドキュメンタリーや絵画を見たり、本を読んだりして感動したことはある。だがそれらとは違う種類で、より強く心を動かされ感情を揺さぶられた。
ライブ本編が楽しかったのはもちろんだが、そこに至るまでの過程を追っていたのが大きい。
6月半ばからはクラウドファンディングとチケット販売が開始。日々増えて行くクラファンの支援金額と支援コメントを追い、残座席数をドキドキしながら見ていた。
年明けから梅雨前にかけては芸歴15年以上賞レースの1回戦から決勝戦までを見に行き、その後は動画のいいね数で優勝者を決めるアーカイブ対決を追った。「優勝賞金で1000人キャパの会場で単独ライブを開催する」と公約を掲げて挑戦する三拍子を応援していた。
昨年の年末にはファンクラブサイトで単独ライブを軸に綴られた20年間の三拍子の足跡をブログで読んだ。
ご本人の記述で知った20年間と、年明けからリアルタイムで追っていた約8ヶ月間。
ご本人の口から語られた、芸歴15年以上賞レースに参加し1,100人キャパの会場での単独ライブを開催する理由。
それらを心に留めながら会場へ向かう。
いざ開演すれば天井から降り注ぐ色とりどりの照明、無人のステージに響く出囃子、目の前で繰り広げられる漫才の数々、満席の会場と鳴り止まない拍手、押し寄せる笑い声。
おもしろかった、楽しかった、泣きそうになっただけでは語り尽くせない感情が溢れ出る。
単独ライブ当日は興奮の最中にいたから気が付かなかったが、後になってあれは感動していたんだとやっと分かった。
(漫才を見ている間は笑ってばかりいたので、笑いと感動が結びつかなくて気がつかなかったのかもしれない。)
三拍子は2026年に武道館単独ライブ開催を目標に掲げ、今回の1,100人キャパ単独ライブ開催もそれに向けての第一歩。
一歩目でこれならば4年後の私はどうなってしまうんでしょうか。
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