見出し画像

[日記]今年のTHE MANZAI、1組足りなくない?

『年に1度の漫才最高峰の祭典』と謳っているだけあって、今年も超豪華な顔ぶれで笑いっぱなしの3時間だった。笑い飯で本当に笑い殺す気かなと思うくらい笑い転げ、中川家にツボってしまうビートたけしさんもおもしろかった。ナイツと爆笑問題の時事漫才も見応えがあったし、おぎやはぎのコンプラ問題の扱い方が上手くて笑いながら感心してしまった。

が、1組足りなくない?

漫才の祭典なのに、今年1番漫才やってたコンビ忘れてない?

去年の10月から”毎週”時事漫才をYouTube生配信で公開し続け、加えて今年の9月から"毎日"動画を公開する中で月に最低6本は新作の漫才を公開し、コロナ禍の自粛期間中に3回、無観客単独ライブを自宅からZOOM配信し、そこでも毎回新作漫才を数本披露していたコンビ、忘れてない?

今年誰よりも漫才を作ってたコンビ忘れてません?

『三拍子』

って言うんですけど。

ということに番組を見終わった後に気が付いて「いや…なんで漫才の祭典なのに漫才(=三拍子)が出ていないんだ…?」と頭の中がクエスチョンマークだらけになってしまった。

本当に恐ろしい勢いで新作漫才を公開し続けていて、数えたら11月に公開された新作漫才は12本だった。1カ月で12本。2~3日に1本公開されているペース。

どこかで新ネタは月に1本作れば多い方という話を聞いた気がするんだけど、その12倍。いや12倍て。

しかも今月は13日(日)に単独ライブ『漫密』が開催される。

三拍子単独『漫密2020』
開催:12月13日(日)15:30~
(※来場チケットは完売しているがオンライン配信チケット販売中。なお、アーカイブが1週間残るので当日都合がつかない人も見られる。詳しくは上記販売サイトを。)

時事漫才をたくさん作ってるから、爆笑問題、ナイツ、三拍子で出ても全然不思議じゃない。

↑時事漫才の再生リスト。現時点で94本ある。毎週生配信を始めてからのものは58本。

時事漫才は毎週月曜日夜20時からYouTubeで生配信される『生漫DAY』という番組で披露されている。
ちなみに明日はM1決勝進出者のウエストランドが特別ゲストで来る。


時事漫才以外に月最低6本は公開されている新作漫才の内訳は

「知る漫才」…「よくわからない事(言葉)」や「知ってるようで知らないこと」をお題にした漫才(毎週金曜日公開)

「漫才珍道中」…東京62区市町村をロケしてそれぞれの区市町村でご当地漫才を作る(毎週土曜日公開。おおよそ隔週で1本漫才を披露。)

また、「虎三」という三拍子が虎ノ門の魅力を紹介する企画でも不定期で漫才を作って披露している。(毎週木曜日公開)

これぞ 【THE MANZAI】

っていうくらい漫才作ってる。もうそろそろギネスに載れるんじゃないかってひそかに思ってる。

普通、作る量が増えたら1つ当たりのおもしろさが減るんじゃないかと最初は思ったんだけど、恐ろしいことに全部おもしろい。

オンラインで画面越しでも心が揺さぶられるくらいおもしろい。

今日のTHE MANZAIでたけしさんが「漫才は螺旋のように新しくなっていく」と言っていた。

恐らく三拍子の漫才もこれから螺旋のようにどんどんおもしろくなっていくのだと思う。既におもしろいのに。

ということで、

来年こそ『THE MANZAI』に三拍子を出して!!!


…っていうのを簡潔にまとめて丁寧に書いた文章を番組公式サイトの「番組へのメッセージ」に送ってみた。こういうのってどれくらい読まれるんだろうね。来年の放送まで1年あるから定期的に送って良いんですかね。


※補足※
10月から始まった毎週公開時事漫才は、コロナの自粛期間中は三拍子の高倉さん、久保さんそれぞれの自宅からZOOMを通じてYouTube生配信をしていた。この時期はどのコンビも2人で会うことすらままならなかったが、そんな状況でも時事漫才は毎週披露しようとテレワーク形式の配信を続けた。当人達は「あれは自分たちがやりたい漫才じゃない」「最後までタイムラグに慣れなかった」と言っていたが、見ている側は毎週楽しんでいたしどれもおもしろかった。



いいなと思ったら応援しよう!

かれは
お金をください。