私はオラフになりたい
※”アナと雪の女王”、”アナと雪の女王2”に関してネタバレの可能性があるので、閲覧には十分ご注意ください。
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我が家では最近、
”アナと雪の女王2” (以下、”2”)
を購入し、毎日のように上映している。
特典がよくわからないままタワレコのセールで注文し、家族全員観たかったのでお金を出し合って買った。
”アナと雪の女王” (以下、”前作”)
を以前購入し既に家にあったが、それと”2”をセットで収納できるケースがついてきたので、結局我が家にはぴったりの特典、ラッキーだった。
前作のテーマとしては、
”ありのままをみせること、恐れないこと、愛とは何かということ”
(pizzaの解釈)
だったが、”2”での大きなテーマは
”困難にあったときは、今、できることをする”
ということ。
ちょうど今、世界中がコロナさんと向き合っている。こんなに重要なテーマがあったのか、と改めて思う。このタイミングで観られたことがよかった。
このテーマについては、様々な登場人物が発言するのだが、最初に口にしたのが(pizza調べ)、オラフだ。
(↑鬱病の療養中、親友が連れていってくれた冬のディズニーランドにて)
エルサが治めているアレンデール国が、自然の精霊たちの怒りの仕業で大荒れになり、国民全員崖の上に避難するシーン。国民みんなが不安になる中、オラフは、子どもたちに氷のかけらを刺されおもちゃにされながら、
「どうしようもないことが起きちゃったから、どうにかなることだけしてるんだよねー」
と、そのまま子どもの相手をし続けていた。
そして、氷のかけらでスカートができると
「おやつもってくるねぇ~♪」
と、女の子になりきってたのしそうにしていた。
オラフは、かわいい。
前作を観たときもオラフのとりこだった。
無邪気で明るくて、行動やしぐさが愛らしい。
そして、オラフなしにはこの物語は成り立たない。
幼少期のエルサが、自分の持つ氷の魔法で、妹のアナのために生みだした雪だるま。それに命が宿ったものが、オラフだ。前作で、姉妹の愛が描かれているが、その”愛”が生みだした産物であるからこそ、オラフは”愛”をもっている。
前作で、「愛が何かも分からない」と、アナがエルサを救えなくて途方にくれているときに、
「愛っていうのは、自分よりも誰かのことを大切に思うことだよ」
と、明言を残している。実際そのときも、自分は暖炉の炎で溶けそうになりながら、アナのそばにいて、アナの無事を願っていた。
今作”2”をみて私が感じたのは、
私はオラフになりたい、、、、、、
ということ。
かわいい、というだけでなく、私は今、彼に尊敬すら覚えている。
オラフのいいところをあげていこう。
①どんな状況をも楽しむ能力を持っている
前作では生まれたばかりのキャラクターだったが、”2”でのオラフは少し成長し”おとなになりたい”という気持ちが芽生えている。”こわい”ことも知ってきているようで、初めてのことに戸惑う場面も少しだけある。だが、不安で動けないということはなく、何に対しても興味津々だ。
”2”では、初めて出会う、隣の国との不思議な壁(ふわふわしているが、通り抜けることはできない)にクリストフが跳ね返されるのを見て、「わあーーーーーーーーーーー!」「あっははーーーー!」と、何度も突っ込んではぼよーんと跳ね返されることを楽しんで、ひとり遊んでいる。目的はその中のエリアに入ることなのだが、彼にとってはそんなことお構いなしなのだ。
”今すべきこと”よりも、”たのしいこと”を見つけるのが大得意なのだ。
②人の輪の中にいていつの間にか馴染み、仲良くなっている
前作では、たくさん並んだ石がトロールという生命体だと知った瞬間、ごろごろと転がってくるトロールに「わあー!」と目を輝かせながらついていく場面があった。さっきまで、石に話しかけるクリストフのことを白い目で見ていたのに、、、そこでのミュージカル歌唱シーンにも、さりげなくオラフはみんなと肩を組んで参加している(しかもソロパートまである)。
”2”では、隣国の民がエルサたちに心を開いたときに、その民族みんなが歌いだすシーンがあるのだが、そのときもオラフは、、、会ったばかりのマティアス中尉の肩に手を添えて「やややぁーーーー♪」と勝手にコーラスをし出すのだ。ノリノリだ。
”みんなにとって、いいことがあったんだ!”
という雰囲気を感じているのかもしれない。そこの鋭さがあるとしたら、本当に人間の子どもとそっくりだ。
ちゃっかりさんだけど、決して嫌がられず、しっかり輪の中に馴染んで、そこで愛されている。すごいコミュニケーション能力だ。
③純粋でポジティブ
純粋というか、無邪気というか。たのしそうなものには「わーーーーー!」ととびつく。疑いの心を持たない。感じたことをすぐに口にするが、感情が全部ポジティブ。”うれしい”とか”たのしい”とか。声も明るく、元気いっぱい。
純粋、無邪気といえば、あのエルサのことを「音痴」と言ったり、姉妹のことを「ひとりは魔法をもつ、もうひとりはなにもなし」と説明したりと、ちょいちょい失礼。でも、全く悪気はない。そして、自覚もなければあとあと落ち込んだり気にしたりもしない。私だったら、後から気づいて顔面蒼白になって落ち込むところだ。周りのみんなが、やさしく受け止めてくれることも理由のひとつかもしれない。
ただ。
”2”では、オラフの心の成長も見られる。とある場面で、オラフが「なんだか、怒りの感情が湧き上がってくるのを感じるよ」と言うのだが、私は、そのとき一緒にいるアナが怒っていることを言っているのだと思った。ところがどうやら、自分自身が、初めて、”怒り”の感情をおぼえた瞬間だったようだ。”これが怒りの感情なのか”、というように、少し切なそうな顔をして味わっていた。
(ここがまたかわいい、、、、、、)
④そして、愛を知っている
先に書いたように、姉妹の愛によって生まれたオラフは愛を知っている。
”2”で、エルサがひとりで困難に立ち向かっている間、エルサの魔法の力が弱まったことにより、オラフが自分の体に異変を感じる。一緒にいたアナが気づき、見るとオラフの体の雪が解け始めて、宙に舞い始めている。すると、「悪いけど、ここから先は、ひとりで、行ってくれないかな、、、、、、」と。自分が消えてしまうことを察したオラフは、その姿を見せまいとするのだ。「嫌だ、嫌だよオラフ、、、、、、」と、泣きながら、アナは最後まで、オラフを抱きしめ続け、、、、、、
、、、、、、という場面を、映画館で観たとき、胸が締め付けられた。だいすきなオラフが、、、、、、
あ、愛の話と、それたかもしれない、、、、、、
ただ無邪気なだけじゃなくて、たいせつなひとを思いやったり、心配したりする心も持っている。
”自分よりも誰かのことを大切に思うことだよ”
、、、、、、オラフは深い。
もう少し、うまくまとめたかった。
なんだか、考えがまとまらない。
私は今、いつもたのしいことに目を向け、明るくポジティブで、みんなに愛される、オラフに憧れている。
前作では ”かわいい!” が強かったが、”2”をみていくうちに、どんどん ”オラフってすごいなぁ、、、” と思うようになってきた。
私にないものを、一通りもっている。
ネガティブで慎重すぎて動けなくて、ひとと馴染めなくて気を使われてばかりの自分とは、正反対だ、、、、、、
私はオラフになりたい。
ああ、文章が支離滅裂な気がする。
いまいち頭がさえないし、我が家のネット環境が悪くて、、、投稿うまくいくかな?
明日は、心も頭もすっきりとしてすごせますように。
未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。