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声が出るほどの急増


「はあああーーっぴゃくさんじゅううにん!!!???」


昨日の県内ニュースを観て、思わず声が出た。



地方中の地方県の、県庁所在地に住んでいる私。

人口減少。少子高齢化。高卒、大卒、結婚を機に県外へ出ていく若者。
土地ばかりは広大にある。

田舎の市町村であればあるほど、密になること自体がまれである環境。


これまで、全国的にみれば感染者数が少なかった我がなまはげ県だが、
昨日、コロナさん感染者数で統計開始から最も多い、
830人という数字をたたき出した。

東京でまた感染拡大が起きていること、オミクロン株の変異系統「BA.5」が県内でも確認されていることはわかっていた。こちらもいずれ拡大する予想ももちろんしていた。もう第7波。今後8も9もあるだろうし。


ただ。


先月20日には、9人。
多くても、これまで、445人(4月12日)までしか、数字を見たことがなかった。

前日、7月18日の数字は、241人だった。

これが、830人

3倍以上だ。

下記サイトより。
秋田県の、1日毎の感染者数の推移。


東京なんかだと、何万人という数字が普通に出ているし、
そんな人数で大騒ぎするなと言われるかもしれない。

でも、問題なのは数字自体の大きさではない。


増加の勢い。
そして、ここが少子高齢化県であるということ。

これを考えると、先が心配なのだ。


ただでさえ、医療がひっ迫している田舎の地域。
実際に、産婦人科、精神科など医師不足が深刻で「来てください」と呼び掛けているような市町村もあるのだ。

そんな中、この勢いでコロナさん感染者が急激に増加した場合、患者に対して医師が足りるのか。
診察が必要なひとが、受けられずに命の危険にさらされないか。
コロナさん感染者以外のひとがないがしろにされず、これまで通りの医療を受けられるのか。


、、、、、、私が心配することではないのかもしれないけど。



夏はお祭り、フェスなどイベントの季節。

”3年ぶりの開催”
”2年間中止になっていたがようやく”

といった、各種イベントの準備がようやく動き出したところだ。

「今年こそは」と、待ち望んだひとばかりだろう。


私の家の近所、神社付近の、いつもは寂れている商店街を歩くと、
今まで静かだった建物から、カンカンと音がしていた。
隙間から見えるのは、

ちょうちんだ。

『○○提灯店』

と掲げているお店。
毎年、竿燈まつりが近くなるときに動き出す。
ときどき窓の隙間から見えるのは、
あの、竿燈の提灯。

2017年8月4日、竿燈まつりにて。

東北3大まつりのひとつになっている、竿燈まつり。
米俵を模した提灯を竿につけて稲穂に見立て、それを手の上や額、肩、腰などに乗せてパフォーマンス。豊作を祈る祭りだ。各町内、団体ごとに、太鼓と笛のお囃子と共に練習を重ね、祭りにて披露する。技を競う妙技会というものも開催されている。


夏の初めの夕方になると、近所からお囃子の練習の音が聞こえてくる。
今年も、この季節かぁ、、、というのが通例。

今年も、各団体が練習をしているだろう。
2年間できなかったお祭りに賭ける思い。
お囃子の音に、こちらも心が躍ってしまう。


ただ、

県内外からひとが集まる大きなお祭りが故、
現在のこの状況が、、、、、、


行動制限を今は行っていない状況。
祭りを観に、我が市内には全国、そして海外のお客さんも入ってくるであろう。

、、、、、、いったい、どうなるのかな。


でも、もしもここで中止になったときの、この祭りにかけて期待をもって動いてきたひとたちが感じるであろう、落胆の度合いを考えると、、、、、、


、、、、、、あまりに切ない。



さらに。

わが県には、主に2つの大きな音楽フェスがあって。


ひとつは、『男鹿ナマハゲロックフェスティバル』

MAN WITH THE MISSION、Creepy Nuts、Dragon Ashなど、有名なバンドが全国から集まる。



もうひとつが、『秋田CARAVAN MUSIC FES』

わが県出身のシンガーソングライターで、県の音楽大使である
高橋優さんの主催フェス。

県内の各”市”を毎年順番に回って会場にする。コロナさん感染者の少ない地方ならではかもしれないが、昨年開催しようとしたところ、会場となる市の地元住民からの開催に対しての不安の声が大きく、前年に続き再度延期になった。今年こそは、と、優さんもスタッフも意気込んで準備しているところだと思うのだ。

9月には、またどういう状況になっているのだろう。



経済活動を止めず、地域の活性化につながるような活動、地元の盛り上がりを大切にしつつ、
コロナさんの感染を防ぐ、、、、、、
クラスターを起こさない、、、、、、


どこまで、両立できるのか。


感染者が増加してきたとはいえ、永遠に家に引きこもって一歩も出ない、というわけにはいかない。



ワクチンを打てば大丈夫、ということでも、なんだかないような話も聞く。

常に変異するウイルスであるし、ワクチンがどこまで対応するかもわからない。
先日、#ワクチン後遺症 というタグをTwitterで見つけてしまい、
読んだらいろいろ考えてしまった。
(これだから深掘りしてはいけない)

私には4回目接種の権利があるが、受けることがいいのか、そうでないのかもわからない。

コロナさんのワクチンには強いらしい私なので、大丈夫ではあると思うけれど、、、、、、




、、、、、、あーーーーーーーーーー、考えたらきりがないのだけれど。

ニュースなど見ていると、感染者急増の話題、そして”○年ぶりに開催”の祭りやイベントの話題。

伝えているアナウンサーやキャスターの皆様は、どういう気持ちで切り替えているのかな。


こうやって、いろいろな立場のひとの気持ちをいちいち考えてしまう私は、心が忙しくて仕方がない。


とりあえず、行く予定だったサポステのPC練習は諦め、不要不急の外出をしない生活ができる立場の鬱病無職は、こうして家でnoteを書いている。


かかったらそのとき。
ワクチンを受ける受けないは自由。

そうはいっても、周りの目など、社会人は特にいろんなことがあるのだろうなぁ。
単純に、仕事で多数のひとに触れる機会がない私は、おとなしくしていよう。
できることをするだけ。



新型コロナウイルスによる今以上の影響が、どうかでませんように。

未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。