「水瓶座冥王星」は私たちに何をもたらすのか?「風の時代」を社会的に読み解く①
2020年の年末、西洋占星術では木星と土星が水瓶座でグレートコンジャンクションとなった時、「地の時代」から「風の時代」へと変わると言われていました。
今、本当に「風の時代」に変わったのでしょうか?
この問いに私は「Yes」と答えます。
「風の時代」とは何か? どんな時代が来るのか? 社会的な状況と西洋占星術の解釈から記事にしていこうと思います。
まずは第1回目、「水瓶座冥王星」とは何をもたらすのか。現在の社会的な状況から水瓶座冥王星の影響と考えられるものをピックアップしてみます。
1.2024年11月20日に冥王星が水瓶座に完全に入る
冥王星が他のサイン(星座)に移動するとき、西洋占星術界隈では大きな話題を取り上げられます。
これを取り上げている現在は2024年7月は冥王星は水瓶座におり、今年の9月2日に一時山羊座に戻るもののまた11月20日に水瓶座に入ると約20年ほどは水瓶座滞在することになります。
冥王星は西洋占星術は時代天体とされており、魚座に冥王星が入る2042年頃までの長い期間の時代の状況を象徴すると考えられています。
2.水瓶座冥王星の西洋占星術の意味
水瓶座冥王星が何を表すかですが、水瓶座が表すものはグループや友愛ですが、社会的には国王とは反対の立場にある民衆などから民主主義といったことが考えられます。
また、支配星が天王星ですから、技術やテクノロジーもありますね。
ちなみに水瓶座に天王星が滞在していた1995年から2003年頃でした。
この間、PCやインターネット回線の普及が進みました。
また冥王星については破壊と再生といった意味が良く取り上げられますが、権威や権力なども考えられるでしょう。
こういったことから、水瓶座に冥王星がいる間は
縦よりも横のつながりが重視される。
テクノロジーが強い影響力を持つ。
といったことが考えられます。
これらのことを踏まえて、今、日本で起きている水瓶座冥王星が象徴されている出来事を取り上げます。
3.水瓶座冥王星の関連が考えられる最近の出来事。
1.少子化と働き方改革の施行による人手不足
日本社会の動きになりますが、ここ数年、人手が足りていないという話をよく聞きます。
原因は少子化での若い人材が減少していること、働き方改革により、労働者に以前のように働いてもらえなくなったことがあるようです。
以前ほど経営者は労働者より立場が強いとは言えないようです。
経営者は西洋占星術では山羊座で示されますが、山羊座から水瓶座へ冥王星が移ったことで、前ほどは経営者が労働者に強い立場ではなくなったと考えられそうです。
2.AIの社会的な普及
2023年から生成AIなど社会的な普及が進んでいますね。
特に仕事などでも生成AIを取り入れるといったこともあるのでしょうか?
確かに私も使ってみると効率よく作業が進められることは実感します。
AIの技術は米中の主導権を握る争いになっていることから、2020年までの地の時代(産業や資源重視)から社会の構造が変わっていくことが予想されます。
冥王星が水瓶座から魚座へ移るのは2040年ですが、グレートコンジャンクションは今後約200年は風のサイン(双子座、天秤座、水瓶座)で起きるので、20年後にAIが廃れているとは考えにくいです。
第4の産業革命と言われているものにAIの発展も入れられますが、AIは大きく社会を変えていくものになるでしょう。
3.グローバルサウスの台頭
ここ数年ですが、グローバルサウスと呼ばれる国々の躍進が注目を浴びています。
特にインドは人口が今後も多くなることから国際社会でも強い力を持つと考えられています。
今まではG7といった国が国際的には強い影響力をもっていましたが、2024年のアメリカ大統領選挙でトランプ氏が再び当選すると、ウクライナの情勢も終わるだろうと予想されており、その後の国際社会のバランスも変わるでしょう。
水瓶座冥王星の観点からも、水瓶座から国際秩序でも多様性をもとめられ、G7などの先進国が国際社会に強い影響力をもつような状況からは変化することが考えられそうです。
4.まとめ
今の時点で水瓶座冥王星の社会的な影響と考えられるものをとりあげてみました。
もしかしたら、まだ他にもあるのかもしれないですね。
私が西洋占星術に取り組んでいる間はこの水瓶座冥王星について、何度も考え直していくことになると思います。
社会変化とともに水瓶座冥王星とは何か?ということで、また気づきがあれば記事にしていきます。