2024年3月・4月の月食と日食を社会的に読み解く「新しい産業と潮流の変化を見る」
1.今回の蝕図を読む前に「蝕図が影響を及ぼす期間の変更」
今回は二つの触の図をリーディングします。
日食、月食は半年から一年に影響を及ぼす図となっています。
前回の日食、月食の記事はこちらです。
私はこの時点では日食・月食図は半年の状況しか確認できなかったのですが、この半年の間の能登半島地震をきっかけに、日食、月食図は一年に及ぶ図では?と考えるようになっています。
では月蝕図から読んでみようと思います。
2.天秤座月蝕図 2024年3月25日 16時0分4秒 東京都
3月25日の月蝕はほぼ月蝕とは言えない反影月食でした。
この月蝕図ですが、Asc乙女座となっており、チャートルーラーは水星です。
おりしも、この時は大谷翔平選手の通訳や、小林製薬の紅麹などの問題が取り上げられていました。
水原氏はスポーツ選手の通訳ということで、牡羊座の水星、そして8室という腐敗を思わせるような部屋にあることが象徴的です。
また小林製薬のサプリメントも、Asc乙女座からも医療の話題、6室に魚座の火星があり、まさに医薬品問題が挙げられるようです。
さて、そんな状況にあった月食図ですが、半年間から一年間に及ぶ影響については
・海外での紛争など人道的な問題が取り上げられる。
・経済は引き続き好調も海外経済は要注目。
・生成AIに必要な半導体など海外と協力して取り組む。
・結婚などの件数の増加から、出生率は改善するかもしれない。
・政界は荒れ模様となる。
・海外の衛生環境は注意。引き続き国内でも医療の話題は持ち上がるだろう。
・スポーツで良い話題。パリ五輪に期待。
・地方での半導体などの工場建設は変わらず続くだろう。
と、予想できると思います。
3.2024年4月9日 3時20分37秒 東京都 牡羊座日蝕図
次は牡羊座日蝕図です。こちらはアメリカで皆既日食となりました。現地でも観測が盛り上がっていたみたいですね。
さて、ホロスコープチャートとしては、Asc魚座であり、チャートルーラーは海王星、副支配星は木星です。
日蝕の数日前ですが、台湾で大地震がありました。
小林製薬の話題は引き続いていますが、川勝静岡県知事の辞職などが注目トピックかもしれませんね。
さて、日蝕図の読みとしては、
・経済状況は要注意。
・製薬業界はトラブル注意。
・やっぱり政界は波乱の予感。
・自動車業界がEVから方向性を変える。(リニア新幹線の工事が進む)
・農作物などの出来は良くないかもしれない。
・災害はいつも通り気を付けてください。
といったところでしょうか。
4.次の秋の日蝕・月食までどのように過ごせばいいのか。「社会動向の潮流の変化をみていく」
この二つの図を読んで強調されている業種としては、医療・製薬・交通であると考えられます。
一方で、経済に関してはこの二つの図では予想が異なりますが、どちらかというと好調よりは注意の度合いが強そうです。
経済については、これまで恩恵をもたらしていた木星と土星のセクスタイルが終わり、5月26日には木星が双子座に入り、土星とは8月にスクエアになります。
ここまで好調だったものが歩みを止めて、一端見直しの期間になると考えられそうです。
他にも波乱含みな様相があり、今年の夏は去年から続いている経済的な動向から社会的に他のトピックへと移っていく、そして、なにかしらの問題点が浮上する状況を予想しています。
論調の変化があるかもしれませんね。
とはいえ、産業に関しては半導体など、新しい潮流になりつつありますよね。これは長い目でみても短期的に変わるものではないと思います。
海外からの投資や工場建設などはこれらの図からも読み解くことができそうです。
こちらについては、また、近いうちに西洋占星術の観点から取り上げていく予定です。