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窓から望む富士山が美しい、『ヒュッテ・エミール』に泊まってきた

金曜の夜、仕事を終えてから長野方面へ向かう。

ちょうど大寒波が関西を襲ったこの日、高速道路は滋賀から名古屋あたりまで通行止め。仕方なく下道で進むことにした。

岐阜・大垣あたりに着いたのはすでに22時過ぎ。吹雪で視界も悪く危険だったため、急遽宿を取って一泊することに。

翌日なんとか長野経由で山梨へ。やってきたのは『ヒュッテ•エミール』。
標高1,200m、白樺の木々に囲まれたオーベルジュだ。

1日3組限定の宿だが、この日は私たちだけ。
部屋にはクラシックで重厚な家具たちが上品に配置され、見ているだけでも楽しい。

そして、何よりも、窓から富士山が見える!

道中、すでに大きな富士山を見てテンションが上がってたものの、まさか部屋からこんな綺麗に見えるとは。

「富士山が見える宿に泊まりたい」という願いが、思わぬタイミングで叶ってしまった。

***

夜は1階のレストランに移動してフレンチのフルコースを堪能。
八ヶ岳や千葉産の食材を使った料理は、どれも本当に美味しかった。

レストラン

そして、食後は暖炉の前へ移動してデザートを。
場所を変えて最後まで楽しめるなんて、なんて粋な計らいなんだろう。
パチパチと薪がはぜる音に癒されながら、ゆっくりとくつろぐ、贅沢な時間だった。

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翌朝、窓の外には赤く染まる空を背にした富士山がくっきりと姿を見せていた。

右に目を向けると、南アルプスの山々も朝焼けに染まり、幻想的な風景が広がっている。
まるで海外にいるかのような美しさに、思わず息を呑んでしまった。

本当に、なんて贅沢な景色なんだろう。
しかも、この景色を暖かい部屋から眺められるなんて。

***

朝ごはんは夕食と同じレストランで。
朝日が差し込んみ、夜とはまた違った雰囲気に包まれている。

朝の光って、どうしてこんなにも素敵なんだろう。

朝ごはんは和食にした。
魚はサバ、アジ、サケから選べたが、今回はサケに。
「朝と言ったらサケの塩焼き」な気がする。みんなはどう?

メインは熱々の土鍋で提供されるきのこ粥。
朝の胃にやさしい味付けで、じんわりと身体に染み渡る美味しさだった。

宿のオーナーご夫婦もさりげなく温かい接客をしてくださり、とても居心地の良い宿でした。また、季節をかえて訪れたい。

■ ヒュッテ・エミール
https://www.hutteemile.com/index.html
住所:山梨県北杜市大泉町西井出8240-1522

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Yuka Shogaki
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