Ep.8 夫は頑張っている
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※経緯は前の記事をお読みください
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手術が終わって2日後の夜、家族は全員近くのホテルに泊まることにした。もしかしたら、緊急呼び出しがあるかもしれないから、、、
いつもと違う空間ではよく寝れなかった。
(※そもそも事があってから落ち着いてなんて寝れないが。)
だけど、普段と違う気分になれたので、少し気持ちが紛れた。
とにかく、呼び出しがあることはなく無事に朝になったことに安堵した。
だけど、私はメンタルもだけど体調もしんどくて胃腸の具合が悪く、胃腸科の病院へ駆け込み、不安要素をなくすために血液検査をしたりした。(何もなかったけど、笑)
ようやくの平日。
病院では、主治医からの話がある。
医師からの話はしんどくて、正直これ以上のことに耐えられるかわからなかった。
(なので、精神科にも行って一応薬ももらったよ。笑)
どんなことを言われたか覚えてないけど、基本的には“良くない状態である、これからのことはなんとも言えない。今を頑張りましょう。”と言う話だったと思う。
私は訴えた、、
“こんなに若いのに!原因も分からないのに!こんなことあります??
なんとか、なんとかお願いします、、”
医師としては、このケースの結末がどうなるか状況を理解していたと思う。
ただ医師として、生き延びる可能性にかけて、強い薬を投与する選択しか出来なかったし、厳しいことは私にはいえなかったのだと推測している。
これから先は、本人の生命力でしかないことや、若い時の脳出血はミゼラブル(何故かミゼラブルと言う言葉をよく使う医師だった)なケースになることが多いことを伝えられた。
納得できるわけでは無い。
けれど、家族として、希望を捨てずに、毎日話しかけて、身体に触れて、最善を尽くそう!
それだけでしたなかった。
とりあえず、山場は越えつつある。