再挑戦してみると受けられる恩恵
もう一度挑戦させてあげる。
再挑戦することによって、得られる恩恵はこの3つ
①自分の癖を認識
②対処の仕方を体得
③新たな自分の望みへの気づき
以前の自分が失敗したことをもう一度、挑戦させてあげる。これは自分への大きな愛だと思うのです。
①自分の癖を認識
例えば
人との境界線を引くという概念がなく、他人のために自分を削ってまで動いてしまっていた過去を持っていたら…
再挑戦したときは、また自分を削って人の分まで動いていた。3ヶ月経過して、腰が痛い、手首が痛いというカラダの異変が出てきた。
そう、無意識にまたやっていたのだ。
人のために動きすぎる私の行動は、条件反射的に出てしまう自分の癖なんだなと気づいた。
「あ、以前と同じことしている。もー、バカじゃないの、私??このままやり続けるとカラダも心もまずい。じゃあ、どうしようかな?」
こうやって、潜在的な自分の癖に気づくことがまず大切。
②対処の仕方を体得
この癖が他人と私に与える影響は?を考えてみる。
◯人の仕事まで取ってる=他人に成長のチャンスや自分と向き合うチャンスを与えていない
◯他人と心地よく付き合う方法を考えずに自分を酷使しているのは、自分への愛が薄いってこと
◯気づいていない人に、気持ちよく動いてもらうには?と自分が考えるチャンスを逃している
ここまで気づけば、次の一手は見えてきた。私がやっていたことは、良いことないってハッキリと分かったから。
「年齢的に一番下だからと思って、その日の力仕事をなるべく私がやっていたけれど、最近、ずっと腰が痛くて、手首も痛い。ペットボトルの蓋を開けるのも痛くて困っている。」
素直に言ってみる。弱みを見せた。
私の話を聞いた方も身体の痛みの経験は何度もある、と話し始め、その日から動きが変わった。
私は「私がやります。」と自ら言うのを辞めた。
③新たな自分の望みへの気づき
カラダは資本で、毎日からだを痛め続けるような仕事を、私は望んでいないことを痛感した。
再挑戦することで、痛みは伴ったけど、だからこそもう同じ失敗は起こさないと自分を信じられる。
そう、あとはもっと私が望む場所に私を連れて行ってあげるだけ。
以前、失敗したことは、避けがち。だって同じ失敗もしがちだから。
だからこそ飛び込んでみると、自分のアップデートが自然と起こり、苦手だったことが苦手じゃなくなる。
さぁ、アップデートした自分と今日から歩き出そう。なんて心が軽やかなんだろう。