とにかくEDMが聴きたい!Monstercatの楽曲3選。Trance編。
Monstercatはカナダ/バンクーバに拠点を置く音楽レーベルであり、主にYouTubeを中心に楽曲を宣伝している。
楽曲ジャンルはEDMであり、その中でもErectro, Future BassやDram & Bassなど多彩で、数多くの名曲を世に出している。有名どころでは(日本で知っている人は少ないかも知れない)、MarshmelloのAlone(2016)やミームで人気を博したNoisestormのCrab Rave(2017)が存在する。
Monstercatで育ったと言っても過言では無い僕が、個人的に好きな楽曲というフィルターをかけつつ楽曲紹介していく。
今回は、Tranceジャンルの楽曲を紹介していく。
Tranceは短いシンセサイザーの音を繰り返し、うねるような雰囲気を出す。そんな反復するサウンドが、人々を「トランス状態」へ誘うかのように感じられることからトランスと呼ばれるようになった。
個人的に、名前のイメージから最初はサイケデリックで怖い印象があり、あまり良い印象は抱かなかったが、Monstercatには名曲であると感じるぐらい、ぜひ聴いて貰いたいTranceジャンルの楽曲があるので紹介したい。
※音量に注意して耳は大切に…。
ちなみに、TranceジャンルはMonstercatにおいて、HardCore, Trapに次いで楽曲数が少ないジャンルである。
[Trance] - Trivecta - Evaporate (feat. Aloma Steele)
Evaporateは「蒸発する」を意味する。導入は静かに始まり、女性ボーカルの響く声がそのままドロップのTrance部分へ誘う。
徐々に盛り上がっていくにつれて、我々の心の老廃物を蒸発させてくれるかのよう…。
ドロップはそのTranceのサウンドに誘われ、聞き入ってしまう。
何かモヤモヤした感情を晴らしてくれる楽曲の1つである。
[Trance] - Au5 - Crossroad (feat. Danyka Nadeau)
ピアノのコードが美しく響く。
この楽曲も女性ボーカルが美しい。ドロップの明るい希望に満ちたようなメロディックなサウンドは癖になる。
Au5はMonstercatの中でも数多くの人気曲を手がけるアーティストである。
彼の美しいピアノのサウンドが気に入った人は彼の他楽曲も聴いてみるのをおすすめする。
[Dubstep] - Au5 - Snowblind (feat. Tasha Baxter)
https://youtu.be/DECxluN8OZM
[Dubstep] - Au5 - Blossom
https://youtu.be/3I4cfOd-ZgU
[Trance] - Eminence - Halo
これは個人的にめちゃくちゃ好きな楽曲の1つ。※音量注意。
キックとハイハットの繰り返しから始まり、そこにシンセベースが入りひたすら繰り返される。
控えめではあるが、これこそがTranceであるかのようなサウンドが常に繰り返される。
この楽曲は途中2:44まで音を重ねながら、緊張感を増大させていき、2:44から、さらに聴く者の感情を揺さぶる。
LIAR GAMEとか、そういう映画に使われてそうなぐらいの絶望感を感じさせる。聴いている自身が、あたかもシリアスな映画の登場人物にでもなったかのように錯覚させる。
LIAR GAME (テレビドラマ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/LIAR_GAME_(%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)
ということで、今回はTranceを紹介した。
MonstercatのTranceジャンルは、中毒性もさることながら、感情を大きく揺さぶられるような楽曲ジャンルとなっている。
Tranceに関してはジャンルが広く、僕も勉強不足な点が多々あるので、まだまだレーベルの枠を超えて調査が必要である。
Trance自体を楽しむだけでなく、曲の表現方法としてTranceを用いているものを探してみても面白いかも知れない。
出典
Trance - Monstercat Wiki - Fandom
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9_(%E9%9F%B3%E6%A5%BD)