占いを信じない私がタロットの本を読むのは
それはカードの絵柄が出来上がった背景が面白いからです。
占い師や、タロットに詳しい方はご存知の通りでしょうが
タロットカードの絵柄を
図像学から考えたり
ヨーロッパの歴史と文化から考えるのが面白いのです。
今は伊泉龍一さんの分厚いタロットの本(訳本も入れて)を4冊、生命の木の本を1冊購入して、読み漁っています。
タロットカードはもともと占いに使われていたものではないようです。
詳しいことをnoteに書けるほど読み込んでいないので、上っ面だけ述べてしまいますが。
タロット占いの本にリーディングサンプルがたくさん載っているのを読み、
なんでこのカードからこんな答えが出てくるの?と思っていました。
カルチャーセンターで占い講座を数回受けて、その辺を講師に尋ねてみると
「そんなもん、こねくり回して、相手が傷つかないよう、常識的なことを言ってるに決まってるからじゃ無いですか。
占いに来る人の質問なんて、誰にも相談できないことでしょ、それをこねくり回していかにまともに答えるか、ですよ。
カードからあんな答えが出るわけないでしょうが。
こねくり回すんです。」
ですと。
自分のことを占うつもりは全くなかったので、カードの読み方、スプレッドの仕方だけを教わったのですが、
このカードなんて
ひとこと
「パーティーカード」と言っておられました。
これなんかは
「転職カード」
しかし、実際に出た時にこの通りに告げるかというと、そうはしないそうです。
相談に合わせて、カードを読むそうです。
また、新聞を読んだり、テレビを見て(今ならネットですね)、全てカードに当てはめて考え、それを元に相談者との会話をされるそうで、要するに、カードの意味よりも会話力、情報収集力、学習力が重要らしいです。
政治、芸能もお詳しかったし。
お金を稼ぐツールとして、タロット、卜占、占星術、四柱推命などを使うのだと。
ということで、やっぱり占いを信じる気持ちは起こらず、
それよりも絵柄の成り立ちを知りたくなり、
タロットカードに関する本を読んでいます。
読んでいると、ヨーロッパの歴史に触れますし、
錬金術から発生した他の学問に思いを馳せることができます。
哲学、心理学も絡んできます。
なので楽しいのです。
思い込み、
不安を解消するために
カードを使って自分を高めていく、
事実に馴染んで、腹を括って生きていく、
この世はコントロールが効かない世界、不安は解消されるものでは無い、
多少の不安がある方が正常で、その不安をどうするかを考えて生きていくのがこの世界
そのために、タロットカードを使って考えを立てて行く
というのが占いの始まりだったのでは?
と思うから
タロットカードの絵柄を見て考えるのが面白いのです。
来月は中旬まで通院が続き、その後入院、手術。
1週間休みなしで病院に行く日もあります。1日に2件とか。。。
それでも数学の勉強、タロットの本読みを続けます。
両方とも手順や結果などを投稿したく、頑張ります。