気をつけていること
妊活タグで他の方の記事を読んでいると、妊活に関して心がけている生活習慣などを紹介しているのをよく見かける。エビデンスがありそうなものからおまじないや願掛けの類まで、本当にみなさん色々気にかけて生活しているようだ。みんなすごいなぁ、と思い、自分も書き出してみた。
1.鉄・葉酸を意識的に摂取する
実は妊活を意識する前から飲んでいた。献血でヘモグロビンが足りずに断られ、血液内科の授業で「鉄分摂取に最も有効なのはレバーでもほうれん草でもなくサプリメント」と聞いたのをきっかけに飲むようになった。疲れにくくなったので、多分効いているのだと思っている。葉酸もまた、大学の授業で神経管形成と二分脊椎症の話題が出てきた時に「神経管は5週までに形成されるため、妊娠に気づいてから葉酸を飲んでも間に合わない」と学んでいたので、結婚を意識した時からずっと飲んでいた。この時はまだ、自分にも突然妊娠する可能性があると思っていたのだ。
色々試したが、自分の場合はグミサプリが飲みやすくて忘れにくいみたいなので、ここ1年くらいはずっとグミサプリを使っている。鉄&葉酸だけだと鉄が少し足りないので、鉄単独のものと併用している。
ほんのり鉄味はするが、今まで試した中では割と鉄味が薄い、と思う。(同じくらいの含有量でもっと鉄味がしないものがあれば教えてください!)
2.カフェインを摂りすぎない
カフェインと妊娠、不妊治療への影響は以前調べ物記事としてまとめたことがある。
調べた結論として、カフェインが妊孕性に悪影響を与える可能性は低いと思ってよさそう。ただし妊娠中に摂りすぎると早産や低体重のリスクがあるので、たくさん摂る癖をつけないよう心がけている。1日200mg以下を目安に、コーヒーなら1日1〜2杯、紅茶・緑茶なら2〜3杯まで。エナジードリンクは当直明けのみ、1日1本まで。他はなるべくノンカフェイン・カフェインレスの飲み物にしているが、探してみると意外と種類が多くて、今のところけっこう楽しく続けられている。
今のところ最推しノンカフェインが「ルピシア キャラメル&ラム」。ミルクティーにすると最強なんだけど、職場だと牛乳を置いておけないのであくまで自宅専用にしている。
「セレッシャル シナモンアップルスパイス」は職場でよく飲んでいる。アップルパイの中身みたいな、パッケージ通りの味が気に入っている。たくさん入っていて値段もそんなに高くないのがまた魅力。
わたしから何か言ったことはないが、うちの夫もカフェインの取りすぎに気をつけているらしい。不妊治療関係なく健康のために以前から気にしていたそうだ。これならたくさん飲んでも平気だ!と、最近はカフェインレスコーヒーをまとめ買いして飲んでいる。わたしはコーヒーを元々あまり飲まないので味の違いはわからないが、気に入っているようなので多分ちゃんと美味しいんだと思う。
今後試してみようかなって思っているもの
まだ実践していないが、他にビタミンC、ビタミンE、コエンザイムなども気になっている。受精卵が1個しか残らなかった時に「もし再度採卵が必要になった場合、卵子の質をよくする可能性があるもの」として主治医が提案してくれた。ただし十分なエビデンスはなく、経口摂取でどのくらい卵巣に届くのかもわからないそうなので、胚移植がうまくいかなかったら次への願掛けとして飲もうかなと思っている。
意外と少なかった
書き出してみて気付いたのだが、妊活を名乗る割にそんなにいろいろやっていなかった。しかも鉄も葉酸もカフェインも「妊娠するため」というより「妊娠した場合に健康な子を産むため」の意味合いが強い。以前にも書いたが、わたしは「妊娠したい」というより「夫と二人で育てるための子供がほしい」が一番の目的なので、どうしてもそちらに目が行きやすいのかもしれない。さらに、これは職業病かもしれないが「医学と迷信を同列に扱いたくない」という気持ちが常にある。ある程度の医学的根拠があるものは実践したいと思うが、エビデンスのはっきりしないあるいは否定されている各種健康法に手を出すのはものすごく抵抗があり、結果として鉄と葉酸とカフェイン制限しかやってない、のだと思う。
ちなみに、医学・科学を名乗っていないもの、信仰とか願掛けの類に抵抗はない。実際、不妊治療に関してはもうずっと髭切の刀に拝み続けている。妊活で一番力を入れているのはこれかもしれない。推しを聞かれたら他の刀の名前を挙げるが、兄者は推しではなくもはや信仰なのだ。
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