「スキップとローファー」の好きを語る
岩倉美津未、今日から東京の高校生! 入学を機に地方から上京した彼女は、勉強こそできるものの、過疎地育ちゆえに同世代コミュ経験がとぼしい。そのうえちょっと天然で、慣れない都会の高校はなかなかムズカシイ! だけど、そんな「みつみちゃん」のまっすぐでまっしろな存在感が、本人も気づかないうちにクラスメイトたちをハッピーにしていくのです!
はい、みんなで言いましょう。せーの
「みつみちゃーーん。大好きーー！！」
主人公、みつみちゃんの天然さ、真っすぐさが眩しくて、大好き！！
心根が真っすぐな人って、たまーに周りにいませんか？
その子を見ていると、自分の腹黒さとか、性格をついつい卑下してしまう…けど、それを超えてその人の素敵な部分に惹かれてしまう…
みつみちゃんの初めての都会生活と周りの友達の人間模様も書かれていて、キャラクターが、生き生きしていて面白いです。
アラサーおマメの遠くに置いてきた青春時代の甘酸っぱい思い出だったり、記憶だったりをひっそりと思い出させてくれる作品。
個人的には、私の学生時代はみかちゃんが一番近くて、（あんなにオシャレや外見に気を使ってはいないが…）周りと比べて劣等感の塊…葛藤…の気持ちがすごく共感した。うまく立ち回ろうとして発言してしまう自分の浅ましさに気付いて根っから良い子になれない自分…
結構、ああいう気持ちで思春期を送った人は多いんじゃなかろうか？
あと、みつみちゃんと一緒に住んでるナオちゃんも素敵よね…
あんなおしゃれで優しい叔母さんほしい。
これから、みつみちゃんの学園生活どうなっていくのかなぁ。
みつみちゃんの周りの子もみんないい子なので、まとめて幸せになって欲しいです。
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