若者は日本を捨て始めている
若者は日本を捨て始めている
1 先日、NHKで「プチ富豪」の日本の若者がシンガポールやタイでの
ネットビジネスで活躍していることを特集していました。
彼らに共通しているのは
「日本に(政治に)期待していないこと」
「舞台を世界に移し、不労所得を得て、日本の税金から逃れること」
「今を精一杯生きることで、ゆとりが生まれ、世界を相手にできること」
2 時代の寵児たちは「日本を相手にしていない」のです。
世界第二位の重税の国。
それでいて税金が何に使われているのかわからない国。
自分たちに見返りがないことを知っているので、舞台を海外に
移すのです。
今や、パソコン1台あれば、世界のどこにいても仕事ができます。
もっともWi-Fi環境の遅れているのも日本です。
3 SNSで連絡を取り合い、同じ仲間が同じように集うのも当然と
いえばいえます。
そしてビジネスのノウハウを共有しあい、日本を捨てるのです。
私はこれらの若者たちにものすごく共感できます。
「日本は沈み行く国」なのです。
暗いニュースは見ない。
いや、ニュースというものは暗いものだ
というイメージがあるので、それを見ると自分がネガティブに
なってしまいます。
現在のコロナ禍がまさにそうです。
しかも「報道規制」がかかったニュースは真実を伝えていません。
彼らは
「誰が不倫し、誰が政治家になろうと、そんなことは関係なし」
なのです。こういった若者の誕生は(若者だけではありません)
当然といえば、当然です。
4 インターネットとスマホは我々の生活スタイルを変え、
世界を身近にし、「自立」を促したのです。
「核家族」どころか世界の人を妻に夫にし
「世界の核家族化」にまで発展して来ているのです。
5 これは
「日本が生活するのに値しない国」
だということです。
「故郷」という概念さえ崩れ、世界がより身近になったのです。
日本の安全は世界一だと言われて来ましたが、
「交番に人がいない」
「誰でもいいから殺したかった」
などの非安全性は今や有名になってしまいました。
先日の小田急線殺傷事件もその一端です。
日本より安全な国は沢山あります。
墓守のいない墓地。放棄された土地。農村の空き家。
これらは「当然の結果」です。
僕も「どこにあるかもわからない自分の農地」を
持っています。当然固定資産税がかかります。
農地法の改革を進めるべきです。
どこにあるかもわからない土地に税金を払う馬鹿らしさ。
日本という国はそういう国なのです。
6 私の言いたいことは
「教育にお金をかけなかった結果」
が彼らの思考の根源にあると思います。
なぜなら彼らはいずれも最初は貧乏であり
いじめられっ子であり、引きこもりの子どもたちだったからです。
教育にお金をかけない国は滅びます。
教育にお金をかけた国は幸福度が高いです。
北欧が常に上位にきているのはそのためです。
日本は学ぼうとしない国です。