たった一人の反乱
僕は温和な顔をしていると人からは言われます。
でも心の中はいつもマグマのように煮えたぎっています。
僕が5年生の時、親父は市会議員をやっていたのですが、選挙カーが他の選挙カーとすれ違った時、普通なら「〇〇さんのご健闘をお祈りいたします」というのが通例ですが、不快な言葉を相手が言ったのです。
僕はそれを聞いていて相手の選挙カーを追いかけ、選挙事務所に一人で乗り込んでいきました。
小学生がたった一人で。
高倉健か、菅原文太みたいに。
親戚のおじさんが僕を追いかけて来て、止めたのですが。笑。
「たった一人の反乱」(丸谷才一著)が大好きです。感銘を受ける本です。