小泉政権の大失敗はまだ尾を引いている
喪中ハガキが届く時期になりました。
年賀状は8年前から廃止しているので、出しませんが、
それでも送ってくる方はいます。
今は値上げされて85円。
僕は400枚出していましたからもし出すとすると85×400=34000円です。
これはバカにならない出費ですね。
そもそも郵政事業の民営化は失敗だったと言われています。
当時の小泉首相がゴリ押ししてぶっ壊してしまいました。
小泉が竹中平蔵とともにぶっ壊したものは数多くありますが、
郵政民営化はその中でも大失敗だったのです。
郵便貯金、かんぽ生命は最大の顧客を持ち、圧倒的でした。
日本郵便は赤字でしたが、それを埋めていたのです。
政府がバックにいるので、赤字になっても国債の発行で大丈夫。
国営でよかったのに、小泉政権は日本の資産を外資に売り飛ばして分社化して
しまいました。
国庫収入は悪化しかんぽ生命は他国では相手にされないアフラックを参入させ、
切り捨てられた日本郵便はサービス低下の坂道を転がり落ちます。
公務員だった職員は身分を剥奪されて徐々に非正規化しました。
そして落ちぶれた日本郵政はクロネコヤマトと手を組むことになります。
郵便、物流サービスの低下はとどまるところを知らずに値上げ、土曜配達中止など
人手不足と相まって今や瀕死の状態です。
「民営化すれば良い」という考え方自体、間違っていたわけです。
国鉄、水道、電気とインフラ事業が民営化されるたびにそのデメリットが
怒涛のように出てきてしまったのです。
というわけで、僕は郵便貯金ももう口座すらありませんし
郵便局へ行くこともほぼなくなりました。
政治が日本をダメにしてきた現状を反省して政策を作ってほしいものです。