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「人生100年時代」は「生涯働け、年金減らすぞ」という悪魔の言葉

愛読する作家、太宰治は39歳で亡くなりましたが、自分が40歳になった時、彼と同じ質の仕事をしてきたかどうかと自分に問いました。
まだまだだと思いました。

そして最も忙しかった40代を経て、今は64歳。
人生は早いものだと思います。
こんなに長く生きるとは思いませんでした。

89歳の祖父が死の床で「人生は短かった」と言った言葉が忘れられず、幾つまで生きようと長さではなくどう生きたかが重要だと悟りました。

まだ夜明け前の子どもにガミガミ言ってもしょうがないし、すでに真夜中の方には宗教を勧めた方が良い。

政府のいう「人生100年時代」は「生涯働け、年金減らすぞ」という悪魔の言葉です。僕の大嫌いな言葉です。
保険の会社にいいように使われていますけど。

そして武田教授が提唱する50歳からの人生の第二期に照らし合わせると、今はまだ午前10時をまわったところ。
そう思えば、人生第一期の感覚よりもスピードは早いけれどまだ午後までは余裕があるなと思うようになりました。

時間は相対的なものなので、いや、時間だけでなく全ては相対的なものなので、考え方を変化させなくちゃと思います。

というわけで、人生時計を第二期に合わせてみました。
あなたは人生第一期のあるいは人生第二期の今、何時でしょうか。

人生時計

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