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隙間家具は捨てなさい

パーキンソンの法則をご存知ですか。

パーキンソンの法則は、1958年、英国の歴史学者・政治学者シリル・ノースコート・パーキンソン(英語版)の著作『パーキンソンの法則:進歩の追求』、およびその中で提唱された法則です。パーキンソン病とは無関係です。

第1法則は
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則は
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

パーキンソンの法則は、さまざまな日常を支配しています。

第一法則では
役人はライバルではなく部下が増えることを望みます。
役人は相互に仕事を作りあい、減ることはありません。
だからやらなくていい仕事が増えていき、
いらないアンケート調査までやらなければならなくなるのです。

第二法則では
お金が入ってくれば、入ってきただけ使ってしまうのが人間なのです。
きっと、誰にも身の覚えがあることでしょう。

またコンピュータへの応用もあります。
それは
「データ量は与えられた記憶装置のスペースを満たすまで膨張する」
というものです。
わかりやすく言えば、
「どんなに大容量のハードディスクドライブを買っても、必ず満杯になる」
ということです。

パーキンソンの法則は、より一般的に、
「ある資源に対する需要は、その資源が入手可能な量まで膨張する」
という形で述べることもできます。

わかりやすい例を挙げれば、
「どんなに大きな冷蔵庫を買っても、必ず満杯になる」

本当に、これはどんなことにも当てはまりますね。
うちがゴミ屋敷で満杯になるのはこの法則だったのか!笑。   

収納ボックスを買えば、それが満杯になるまで
ものは増えていく。
スキマ収納ボックスなるものを買えばそれが満杯になるまで
増えていく。
これが家がゴミ屋敷になる原因となるわけです。

引き出しがたくさんあると収まりきれずにはみ出してしまう。

どんなに大容量のハードディスクを買っても必ず満杯になる。
またもう一つ買い足してもまた満杯になる。
結局、どこに何が入っているか、整理不能となる。
お宝は埋もれたまま、ご臨終となる。

ではこのパーキンソンの法則に
打ち勝つためにはどうすれば良いか。

それは
収納を増やさないということです。

収納ボックスは買わない。
やたらにハードディスクやSSDを増やさない。
時間をキチキチにしないでゆとりを持つ。

ということですね。
これ、意識しないとすぐに「満帆になります」


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