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「若者は都会に行きたい」は大昔からそうです

若者が都市に行くのは今に始まった事ではない

1 地方の都市は人口が減少し、東京でさえ、減っていると言

  います。

  若者が大都市に行きたいのは今に始まった事ではありませ

  ん。太古の昔からです。「都」に憧れます。

  ネオン輝く、大都会に憧れ、高層ビルに憧れ、これは

  当たり前のことです。若者なら、特に。

  それを「一極集中はよくないから、省庁の分散を」とか

  「大阪」と「東京」で張り合うとか、全く無駄なことです。

2 過疎化、空き家、村の崩壊、自治会の崩壊、これらは全て

  当然のことです。

  檀家の減少。村議会のなり手がいない。などの現象も

  当然のことです。

3 その理由は一つしかありません。

  「地方に魅力がない」

  これに尽きます。

  山や川や田んぼに郷愁を感じても、ゲームセンターや映画館

  やショッピングセンターには勝てないでしょう。

  シャッター街で買うよりも大きな「モール」で

  買ったほうが同じものでも「お洒落」でしょう。

  つまり人間は「刺激」が必要なのです。

4 だから、私は30年も前から「山に老人ホームを作るな。

  街のど真ん中で、いろんな人間観察ができる刺激のあるとこ

  ろに作りなさい」と提案してきました。

  鳥のさえずりしか聞こえないところに老人ホームを

  作ったら、すぐにボケます。

  もっと可愛い姉ちゃんの行き交う街中に作るべきです。

  一極集中のほうが効率がいいのです。

  人は人がいるところに集まります。

  誰もいないところに行きたいのは探検家だけです。

5 こういった、「人間の欲求」「人間の心理」を理解しない

  まま政策を進めると、とんでもない税金の無駄遣いになり

  ます。

  なぜ、地方に残らないで大都市に出て行くのか、

  それをよく考えて、商売や政治を行わなければならないと

  思います。

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