
映画「マイノリティ・リポート」が近づいている
Netflixでスピルバーグ監督のSF「マイノリティ・リポート」を見ました。

今から21年前の2002年に公開された時に僕は映画館で見たのですが、そこら中にある監視カメラが現在に通じるものがあるので、見直しました。
今では「マイノリティ」という言葉は普通に使いますが、僕はこの映画で初めて知りました。
まずは手で動かすバーチャルパソコン。
磁気で浮く電気自動車リニアカー。
レクサスに頼んで作ったもらった「レクサス2054」は今でも健在です。

クリスタルカード。
音声認識の数々。
そして焦点となるのが網膜認証カメラ。
これで誰がどこへいくにも監視される。
主人公トム・クルーズは目玉を手術して他人と変えてもらい、認証をパスするのです。

現代では確立されたこのシステム。
ここで描かれた怖い未来が今や現実となっています。
進歩した技術によって個人の行動や志向などの情報が管理されてしまったディストピアをきっちりと描いているのです。
デジタルファシズムによって暗黒の未来がやってきます。
あなたの用意はいいですか。
