食品添加物嫌いの人っていますが
水道の消毒に使われる次亜塩素酸ナトリウムは水酸化ナトリウムに塩素を通して作られます。
2NaOH+Cl2→NaCl+NaClO+H2
毒物と毒物を合わせると無毒になるのです。だから化学反応は面白い。
NaClOは日光で分解してNaClとO2
つまり食塩と酸素になります。
私が毎夏、プールに次亜塩素酸ナトリウムをまいていましたが、日光が強い日は0.4ppmになるように入れてもすぐに飛んでしまい、追加、追加しました。1時間で0ppmになります。
2NaClO+日光→2NaCl+O2
次亜塩素酸ナトリウムは野菜の消毒にも使われている食品添加物としても指定されています。
猛毒の塩素とは全く違います。
名前に名残りがあるので、イメージが悪いですがイオンの形になっています。水道水に含まれていても無害であり、塩素ガスとは違います。
むしろ殺菌のためには多量に入れないと効果がないばかりか、すぐに分解してしまいます。
錠剤は漂白力が強くて、何枚も海水パンツをダメにしました。懐かしい思い出です。