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人生100年時代=死ぬまで働け

死ぬまで働け「一億総活躍時代・人生100年時代」

年金を65歳でもらった方がいいのか、
繰り上げ受給して60歳からもらった方がいいのか、(現在は無理)
繰下げ受給して70歳からがいいのか、もっと繰下げ受給して75歳からがいいのか、

よく問題になります。

僕の受給は63歳から満額支給だったのですが、繰り上げ受給して60歳からもらいました。

「もらう」という言い方にも語弊があります。

自分が納めてきたのですから、「返してもらう」と言うのが本当です。

若い人が何人を支えているかという例えや絵が出てきますが
これは嘘です。

政府は払いたくないので、遅く遅くもらって欲しいのです。

日本年金機構は皆さんが収めた年金を運用しています。
この運用がずさんなことはニュースになったことがありました。

年金運用37兆円の黒字

「一億総活躍時代」「人生100年時代」

これが「死ぬまで働け、年金もらうな」と同義であることに

ほとんどの人は気づいていません。

いつから受給していいかは
その人が「いつまで生きたいか」にかかっています。

多分、早死にしそうな人は早くもらった方がいい。
長生きしそうだという人はおそくもらった方がいい。

でも、ちょっと待ってください。

75歳でもらって、その時から死ぬまでの間、元気でいる、痴呆症にもならず、点滴にもつながれずいわゆる「健康寿命」でいる期間はどのくらいでしょうか。

平均寿命は男性は83歳、女性は90歳とすると
75歳でもらうと男性は8年間しかありません。

さて、現実的に計算してみましょう。
グラフを見て80歳で比べてみます。

もらう額は三角形の面積となりますから、60歳からもらった人はすでに20年間、受給しています。

一マスを1万円とします。

20年間×14万円÷2=140万
65歳からもらった人は
15年間×15万円÷2=112.5万

70歳からもらった人は
10年間×14万円÷2=70万

実に80歳時点で2倍もの差です。

60歳からもらった人は77歳で65歳からもらった人に
もらう額では追い抜かれます。

さらに70歳からもらった人に83歳で追い抜かれます。

しかしご覧の通り、総額では
60歳からもらった人には及ばないのです。

つまり、早くもらうに越したことはないと言うことです。
つまり、政府の言うことを聞いてはいけないと言うことです。

歳とって多くもらうより
早く年金をもらい旅行したりうまいものを食べた方がいいに決まっています。

しかしこれは現状であって、若い人は制度が変われば
もしかしたら全くもらえない可能性もありますから

自分年金を貯金、あるいは投資で稼ぐことをお勧めします。
そしてはやく山を降りたいですよね。
今の言葉で言うと「ファイア」って言うそうですが。


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