詩のような映画シン・レッド・ラインをみました
Netflixで「シン・レッド・ライン」を見ました。
テレンス・マリック監督は「天国の日々」もそうでしたが、一言で言うと
「退屈な映画を撮る人」です。
退屈な映画はいつも批評家には受けますが一般向けでは
ありません。
この戦争映画もガダルカナルの戦いをリアルな
映像で3時間近くも描いていますが、最初に見る人は
30分で飽きると思います。なぜならテンポがゆっくりだからです。
僕は2回目で、長いのを覚悟してみているので
1.5倍速(Netflixは1.5倍速が最大)でみて
ちょうどいいくらいの映画です。
日本兵が後半バタバタと死んでいくのですが
ウクライナの戦争と重なって、
こんな悲惨な状況なんだろうなと思います。
「プラトーン」や「プライベート・ライアン」や
「父親たちの星条旗」「地獄の黙示録」
などの戦争映画はどれもが
「無意味な殺し合いをやめましょう」
と言っているのです。
「シン・レッド・ライン」とは
この映画では赤い線、つまり前線を
意味していますが、
僕は内面の心の「レッド・ライン」を
越えないようにしましょうという哲学的な
意味を含んでいると考えました。
それを越えてしまったのがプーチンです。
越えさせてしまったのがゼレンスキーです。
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