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ミャンマー・クーデター
ほとんどの人にとって、ミャンマーのクーデターは
対岸の火事です。
が、僕にとっては自分の会社があり、
荷物もそのまま向こうにあり、ネットが遮断されたり
銀行が閉鎖されたりしていては仕事になりません。
現地に住んでいる感覚から言うと
アウンサンスーチーさんは非常に尊敬されています。
国軍の力はとても強く、一昨年の今日、僕は
首都のネピドーに行きましたが、首都に入るのに
検問があります。
首都の国営の建物に行くには事前に自分が何者であるかの書類の
提出が求められます。
国軍の権力はとても強いなと当時でさえ感じました。
ロヒンギャの問題でアウンサンスーチーさんは
世界から非難されていますが、それは
国軍の残虐な行為を非難できないほど国軍が強いことを
示しています。
民主化を目指して民主化になった国は多いのに
その逆はかつてありません。
今、まさに香港や台湾のように
民主化を妨害する中国の脅威がこのミャンマーにも
覆うのでしょうか。
いずれにしても拘束された人々を即座に解放し
平和的に民主化の道を歩んで欲しいです。
コロナ禍で戻り、やっと下火になってきたと思ったら
今度はクーデター。泣きっ面に蜂というやつです。
これは内政干渉ではありません。
なぜなら自分の仕事のことだからです。
そして日本のJICAにとっても、決して他人事ではないのです。