見出し画像

NOAH(プロレス)現地観戦での声援のススメ

はじめに

10年ぶりにプロレスにハマっています。特に会場での観戦が楽しくて仕方がない!テレビやスマホなどの画面越しでは伝わらない、選手たちの戦いの迫力や会場の熱気を全身で感じられる、というのも定番かつ大きな魅力ですが、今わたしがもっとも楽しいと感じているのは「選手へ声援を送ること」です。

「選手へ声援を送ること」、コレ、私が思うに良いことばかりです。この記事では、その理由を簡単に説明しつつ、「NOAH(プロレス)現地観戦での声援のススメ」と題して、皆さんももっと声援を送ってみましょう、と呼びかけをしてみたいと思います。

ちなみに、私はそれほど観戦慣れしておらず、現地へ赴くようになってまだ半年程度のど新人です。ご容赦ください。また「NOAH」に限定しているのは、最も贔屓にしている団体がNOAHであると同時に、NOAHの会場では観客の声援がややおとなしいかな、と感じるからでもあります。最近は声援が多く飛ぶようになってきたようにも思いますが、一部の人気選手のみに限定され、それ以外ではまだまだ足りない印象もあります。できればもっと底上げしたいと考えています!

「声援を送ること」で何が楽しいのか

大きく3つ挙げると、以下のとおり。

(1)試合に介入できる
(2)会場が盛り上がる
(3)大声を出すとストレス発散になる

詳しく説明します。

(1)試合に介入できる

大袈裟でなく、観客席に座りながらにして、試合に介入できます(と、私は思っています)。
なぜなら、声援を送ると……

選手がリアクションしてくれる
選手がさらに奮起し、試合展開にも影響する

といったことが起こりうるからです。

リアクションについては、以前わたしがマサ北宮選手に「きたみやー!」と声援を送ったところ、北宮選手が目線を返してくれました。う、嬉しい……(照れて目を逸らしてしまったけど)。こうした光景は会場ではよくみられますよね。つい先日も、丸藤選手が小さな子どもから飛んだ声援に両手サムズアップで応える、なんてワンシーンもありました。

選手の奮起については、拳王選手がしばしば「声援のおかげで頑張れた」「力が出た」と語っています。素直に信じるならば、やはり声援の効果はあるのでしょう。また記憶に新しいところでは、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.選手もGHCヘビーチャンピオンになった直後「みなさんの応援に感謝している」と語っていましたね。この「応援」には様々な種類のものが考えられますが、当然ながら「声援」も含まれているでしょう。2.4仙台大会、ものすごい声援だったようですね!

あるいは逆に、選手が奮起したときや、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたときにも、惜しみない声援を送ると、選手と観客の間で相乗効果が生まれてよいと考えています。観客、嬉しい。選手、嬉しい。みんな、嬉しい。また、観客の声援は純粋な評価ともいえますから、それを受けた選手は成功体験として自信をつけたり、さらに奮起した姿を見せてくれるかもしれません。

例えば、小澤選手が武者修行でのイギリス行きを表明した日の試合で、小澤選手はいつも以上に闘志をむき出しにしていました。その表情に心を打たれた観客から、かつてないほどの小澤コールが巻き起こりましたが、それはきっと小澤選手のモチベーションに少なからず影響したはずです。

ただ、あまりに「介入したい」という気持ちが過剰になると、選手や他のお客さんに迷惑がかかってしまうかもしれません。節度が大切。注意しましょう。試合とリングは、原則は選手たちが作り上げる世界、聖域のようなものでもあります。私も空気を台無しにしないようなバランスを心がけています。

(2)会場が盛り上がる

これはもうシンプルに、声援が多く飛んでいる会場は、雰囲気が良いですね。ある人の声援が、別の人の声援を誘発することもあるでしょう。

また、(1)で述べたとおり、選手が声援に応えていつも以上に力を出し、奮闘する可能性があります。そうすれば試合展開もより白熱し、会場も盛り上がるかもしれません。

会場が盛り上がれば、その光景は日常では味わえない格別なもの。観戦し終わったあとに得られる満足感もひとしおでしょうし、いい思い出にもなるでしょう。

(3)大声を出すとストレス発散になる

これはもう、大きな声を出すのはとにかくシンプルに気持ちがいい!このストレス社会で溜まりに溜まったストレスを発散してしまいましょう!

しかしここでも、周囲のお客さんへある程度の配慮はした方が良いでしょう。私の場合は、前の列のお客さんがうるさそうにしていたら、声を出す方向をやや天井寄りにしたり、ボリュームを少し下げたり、頻度を減らしたり、などなど工夫をするようにしています。


以上3点の説明でした。

まとめると、「選手に声援を送ると、選手とコミュニケーションがとれ、選手が奮起し、試合がより面白くなり、会場に熱気が生まれ雰囲気も良くなり、ストレスが発散でき、その日が特別な思い出となる!」ということです。なので、皆さんも恐れず声援を送ってみましょう!

最後に

少しだけ添えておきたい補足があります。

(補足1:簡単に送れる声援)

なんと声援を送ったら良いのかわからない方向けに、簡単な声援を紹介します。

・選手の名前(例:「おおわだー」)
・フォールされ3カウントとられそうな選手に「かえせー」
・相手を持ち上げようとするもなかなか上げられない選手に「あげろー」

他にも色々あると思いますが、とりあえずこんなところで良いのではないでしょうか。

(補足2:手拍子の話)

試合中の選手やセコンドの選手が、観客の手拍子をうながすことがあります。手拍子は選手の応援にもなりますし、沈黙に包まれた会場を手っ取り早く盛り上げる効果もあります。

これは以前からある応援文化、選手と観客のコミュニケーションのひとつでしょう。しかし、コロナ禍で声出し応援ができなかった時を経て、その頻度が過度に増えている印象があります。声援が飛ばない試合で、手拍子ばかり響き渡るのも、なんだか寂しいと思うのです。だからこそ、会場の空気をもっと声援で満たしたいところです。

(補足3:声援の価値)

コロナ禍で声出し応援ができない時期があったことで、声援の重要さが改めて認識され、価値が上がっています。観客には、そんな価値ある声援を使える権利がある。使うのはタダ、しかもお得なことばかり。もっとじゃんじゃん使っていきたいですね。


以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!