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「私とユーフォ」第1章

2回生になってから後輩ちゃん入部までのお話。
初めの方はしんどい時期が続きます。いわゆる病み期、というやつです。

2022.05.21
新歓

この日、初めてrn先輩がユーフォ自持ちになっているということを知りました。
(ユーフォに転向しはったのは知ってた…のかな…?)
元々金管楽器をずっと吹いてはったのは知ってたのですが、リハで初めて音を聴いた瞬間、「うまぁ…」と。それ以外出てきませんでした。

内心はこの時ほんとにしんどかったです。
自分がユーフォ吹けなすぎるから先輩が転向しはったのかな。とか、色々考えちゃってました。実際自分より格段に上手いし…。
やっぱり「元々金管楽器ずっとやってた」というのは強かったです。


さて、気を取り直して。

低音パート紹介。

イントロクイズでは「ルパン三世のテーマ」を演奏しました。

1st Eu
2nd Eu
3rd Tu,St.B
4th Tu

こんな編成でした。確か。

ユーフォに転向した先輩が1st、自分が2nd。
まあ当たり前ですよね、だって吹けてなかったんだもの。

楽譜(写真)を貰ったのが4/29。本番は5/21。
合わせたのは確か5/2(パー練)とリハのみ。
5/2の練習では「もうちょっと大きく」とか、そんなこと言われてたんだろうなあ。

さすがにゴールデンウィーク挟んでたしユーフォ持って帰って吹いてたんでしょうけど…
音量がそんな数週間で大きくなる訳もなく…当日の録音がまだ残っているんですが、ほとんど自分の音は聞こえてきません。(まあバリチューの2ndは聴こえなくなりがちですが)

当時の目標が「音を大きくする、肺活量を増やす。」だったぐらいには音小さかったです。音量・音質以外(リズム・人との合わせ方など)については今までの楽器たちで既に履修()していたので、ほんとに惜しいことをしていたんだな…と思います。

そして迎えた…

レクリエーション

いやもう私ほんとに「レクリエーション」とか、いわゆる「知らない人と対話する系」が無理なんですよね。
ほら、某感染症のおかげで高3と大学1年の間、ほぼ人と喋ってないんですよ!?
まあ元からあまり人と話すの得意ではないんですけど。

ここでは、いくつかのチームに分かれて色んなゲームをしました。

私が入ったチームは、
先輩:T.Sax
同期:Eu(自分),Perc.
後輩:Eu
という、まあなんとも言い難いチームでした。

同期のPerc.の方もこの時はまだほとんど話したことがなかったので、話せる人0!という恐怖体験をしました。
チーム内で自己紹介タイムみたいなのがあったと思います(朧気な記憶)。そこで、後輩ちゃんの担当楽器がユーフォだと知りました。彼女が中高6年間ずっとユーフォを続けてきた、ということも…

後輩はユーフォ7年目
自分はユーフォ2年目…(練習期間的にはほぼ数ヶ月…)

まあこれが後々自分の中では大問題になってくるんですが…。

レクリエーションのお話に戻りましょう。

えー、特に記憶はありません!!
というのは嘘です。

もちろん、1年ほど前の記憶なのであまりハッキリとは覚えていませんが、このレクで色んな人と初めて話した、という記憶だけはあります。
その中で、吹奏楽自体大学から始めた、という同期(M君とでもしておきましょう。)と話す機会がありました。

この出会いがなけれはほんとにパッと辞めちゃってたかもしれません…が、この話はまた今度。

レクリエーションは「久しぶりに人と話す機会」でしたが、とても楽しかったです。ここから先に出会う、色んな苦難を乗り越えられたのはここで出会った人たちのおかげだと思ってます。

2022.05.23

多分この日が後輩ちゃんの入部後初の部活。
音出しの時点で「あっ…そーゆー感じね…」ってなりました。

一言でまとめるなら、「圧倒」。まさにその状況でした。さすがに7年目とほぼ1年目の格の違いを思い知りました。

まずは自分が大の苦手としていた音量。この後輩ちゃん、爆音だったんです…

さらに音質。学校楽器でそんな音が出るのか、と。びっくりしました。まっすぐで固めな音質の子でした。
(本人はひたすらにかわいくて、しっかりしてるかと思いきやちょっとふわっとしてる感じの子だったんですけどね笑)

まあそりゃあ最初苦手にもなりますよね。だって自分が頑張ってること全部できちゃってるし。
この後輩ちゃん、元から可愛くはありました。が、やっぱり嫉妬心の方が大きかったです。

でも、私はなんてったって「負けず嫌い・極」なもんで…。ここで「もっと上手くなってやる」と、ユーフォ熱に火がつきます。

まず5年ぶりの金管楽器ということもあり、何をすればいいのか分からなかったため、「人に相談しよう」という発想になりました。が!!!「相談できる相手がいない」!!!!
そう、ユーフォニアムは私が入部してから2回生になるまでずっと1人でした。(先輩いるにはいたみたいなんですけどね…見たことないです。)
rn先輩も、今までユーフォではなかったので、相談できないし…と。

そこで、たまたま話す機会があった(らしい)、私の最推しの某Tb同期(S君とでもしておきます)に相談しました。
(トロンボーンとユーフォのマウスピースが一緒なのは知ってたのもあり、自分の好きな音を鳴らす奏者ということもあり(まあその他にも色々要素はありますが)相談する流れになりました。)

低音の出し方・音量の出し方の相談に乗ってもらいました。この当時、普通のB音階の中のEsですら出にくかったみたいですね…(どうやって曲吹いてたんだ…?)
ここでのアドバイスがまああ分かりやすくて!!それからは、毎朝一限の時間には大学に来て、(二限以降から授業なら)楽器庫にこもって基礎練。という日々を過ごしました。

この習慣づけしたのも後々成果としてちゃんと出てきます。嬉しい。
2回生の終わり頃に某事件を起こすのですが、その時、S君に相談乗ってもらえてほんとに良かったと思いました。(今でもたまに相談乗ってもらってます。ありがとう。)


第1章~完~

さて、ユーフォ熱に火がついたこの辺りで「私とユーフォ」第1章、終わりたいと思います。
ここまで読んで下さってありがとうございました。
まだまだ続くこの回顧録、また覗いてやってくださいな。

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