水が怖い……【子どもがプール好きになる3つの秘密 - 後編】

前回のお話では子どもがプールに入りたがらない理由について
お伝えしました。

今回は子どもがプールに入りたがる方法を我が家の実践を交えお伝えしていきます。

【ステップ1】水に慣れる

まずは一番簡単なここから始めましょう。
前回もお伝えした通り、子どもはそもそも初めから水を怖がっていません。
普段からお風呂に入っていますので、水自体はそもそも怖くはないのです。

でもプールとなると大きな水槽に水が大量に入っており、
それが安全なものなのかどうか分かりません。
子どもはそこに恐怖を感じます。

そこで我が家ではプールサイドに子ども用のお風呂桶を持って行き、
プールの水を子どもの目の前で一杯にしました。

スクリーンショット 2021-07-20 午前9.35.00

そして子どもに入ってもらいしばらく一緒に遊びます。
時には頭や顔に水を掛けたりして馴染んでもらいます。

この時子どもの中には

☆プールの水は危険ではない
☆水で遊ぶことは楽しい

この2つが強いイメージとして残ります。


【ステップ2】親が楽しんでいる

次は僕たち親の出番です。

実際に親がプールに入り、泳いだり水遊びをしている姿を
子どもに見せます。

ステップ1で子どもは既に水遊びが楽しいものと分かっています。

親が楽しい水遊びを更に楽しそうにやっていたら
一緒にやりたくなるのは当然ですよね。

まさに「親の背中を見て子は育つ」


【ステップ3】一緒に楽しむ

スクリーンショット 2021-07-20 午前11.03.02

ステップ2まで進んだら次は実際にプールへ入ります。


まずは子どもにプールサイドへ座ってもらい、
プールの水を掛け怖がらないか様子を見ましょう。

もし怖がるようなら水鉄砲などで少し遊び、
プールは楽しいものだよと感じてもらいます。


前編でもお伝えしましたが、僕の家のプールは水深140cm
長さ10mもあり子ども用ではありません。

そしてプールへ子どもを抱きながらゆっくり入りましょう。
無事に入ることが出来たらそのままゆっくりプール内を歩きましょう。
慣れてきたら浮き輪に乗せて一緒に泳ぐ!!

たったこれだけで、子どもがプールを好きになります。

この過程で注意して欲しいことが1点あります。

注意点


どの場面に置いても常に子ども目線で考えてあげてください。


「大丈夫、怖くないから!」とついつい強引にやってしまいがちですが、
子どもの中では「興味」と「恐怖」が混在していて、ふとしたきっかけで
一気に拒絶に変わります。


新しいことへのチャレンジは大人でも一歩踏み出す勇気が必要ですよね?

子どもの立場になった気持ちで考えることがとても重要です。

そして拒絶反応があれば、それ以上先に進まないでくださいね。
何が怖いのか、どうしたら楽しくなるのかを考えながら
親子で一緒に成長するのって子育ての面白さ、醍醐味ですよ!!

今日プールに入れなくてもいいじゃないですか。
出来たところまでを褒めてあげてくださいね😊😊


ちなみにプールの深さが気になる方へ。

親と一緒であれば深さはそれほど関係ありません。
普段抱っこしている時、180cmのパパの抱っこを
「高くて怖いからイヤっ」というお子さんいないでしょ?

それは親御さんを全面的に信頼してくれているからです。
抱っこ中は守ってもらえるという本能が知っています。

足が水底につくかつかないかよりも、親が側にいるかどうかの方が大事です


日本はもう本格的な夏に入っているのではないでしょうか。

これから水遊びをする機会も多くなるでしょう。

是非、お子様と一緒に楽しいサマーシーズンをお過ごしください。


それでは

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