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英語で自分の意見を上手に伝える方法は?

「結論から先に言いなさい」ビジネスシーンではよくこんなことが言われますよね。上手な伝え方を知っていくと、たった1、2分で自分の意見を的確に相手に伝えることができます。オンライン英会話のレッスンで学んだプレゼンの極意、PREP法とOREO法などについて紹介します。

制限時間は2分。自分の意見を上手に伝える方法

今日のレッスンは、QQ Englishメインの先生によるオリジナルレッスン。メインの先生は、週4回受講していて、1日にカランメソッドと、トピックカンバーセーションをそれぞれ2コマ(50分)を受けています。レッスン内容は、その日の話の流れによって臨機応変に対応してくれます。今日のテーマは、先生が選んだ写真について、描写をすること。制限時間は2分。話し方の注意点については、以下のnoteを参考にしてください。

2分間あったら相当な量話せると思いますが、私の場合は、文章を組み立てながら話すのでかなりゆっくりです。言葉に詰まると、先生が「What can you see this situation?」「Why do you think so?」など、質問をなげかけてくれてなんとか間をつないでいます。今日の写真はこちら。

「1枚の写真からあなた自身の意見を伝えて」

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この写真に写っているのは、女性と小さな女の子。女性は路上に木の箱を置き、座っています。女性は女の子の母親でしょうか? でも、女性の肌の感じからすると少し高齢のよう。女の子は彼女の孫なのかもしれません。なぜ女性は路上に木の箱を置いて座っているのでしょうか。

足元にはゴミが散らかっています。女性はサンダルを脱いでいるのかもしれませんが、裸足ですね。女性も女の子も髪が乱れていて、服がそれほどきれいではないことを考えると、もしかしたら行くところがなくて困っているのかもしれません。彼らはホームレスでしょうか。

カメラマンは、なぜこの写真を撮ったのでしょう。彼はこの写真を通して何を伝えたかった? 思うに、この写真は貧困について伝えたいことがあるのかもしれません。世界中には、彼らのような貧困の人々がたくさんいます。もしかしたら、このカメラマンは、その現状を伝えようとしたのかもしれません。

私がこの写真を見て思ったことです。これを英語で伝える場合、どのように表現したらいいのでしょうか。人に物事を伝えるときは、あいまいな表現は排除し、シンプルかつわかりやすく伝えることが大切です。

あいまいな表現はNG。シンプルかつわわかりやすく伝える方法

キャプチャ

1、物理的特徴を説明する(物理的説明)

写真描写をする場合、まずはその写真から見てわかる「事実」について述べます。このときに使う言葉としては「I(We) can see~/The illustration shows」などの言葉から始めるといいでしょう。意味としては「私は~が見えます/そのイラストが示しているものは~」となります。ほかにも「As you know~」で「ご覧のように/あなたが知っているように」という言葉もつかえます。

私の回答は「箱に座った2人の人が見えます。母親は彼女の子どもを抱っこしています」と伝えました。

2、仮定を立てる

次にやることは、彼らが何をしているのか仮説を立てること。このときに使える言葉は「Probably(おそらく), It appears that(~のように思われる), Maybe(たぶん),  It might/may(~かもしれない)」などの言葉。

私の回答は「おそらく彼らは家がないのだろう。彼らは何らかの助けが必要かもしれない」でした。ここで私はhomeではなくhouseとしました。

homeとhouseの違いは、homeが「今自分が住んでいる家」を指すのと同時に「自分が安心できる場所」「家族とのふれあいがある場所」という、心の面での家を指すのに対して、houseは「物理的な家」を指します。

私は物理的な家の意味でhouseを使ったのですが、先生は「親子が寂しそうに見える」状況から考えてhomeがベストだと考えたのかもししれません。

3、自分の意見を伝える

最後にやることは、「State your opinions.」(あなたの意見を伝えなさい)。ここでは「I can say that」「I think」「In my opinion」などの言葉を使って自分の意見を伝えます。「I can say that this photo shows poverty.I think there are many people like them in the world.」私は、この写真は貧困を示していると言える。世界には彼らのような人がたくさんいると思う。

英文での2分間スピーチ完成!

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We can see two people in this photo. One is an adult woman and the other is a child. She sits in a box on the street and holds her child. They are barefoot and there is trash beside them.
Probably they don't have a home. They may be homeless. Because the woman's skin is dirty and she looks very tired. And because their hair is messed up.
I can say that this photo shows poverty.I think there are many people like them in the world.

trash=ごみ、messed up=めちゃくちゃ

私は、この写真には2人の人を見ることができます。一人は大人の女性で、もう一人は子どもです。彼女は路上の箱に座り、子どもを抱きかかえている。彼らは裸足で、そばにはゴミが落ちている。
たぶん彼女たちは家がないのだろう。彼女たちは、ホームレスかもしれない。なぜなら女性の肌は汚れていて、彼女はとても疲れているように見える。そして彼女たちの髪の毛は乱れているからです。
この写真は、貧困を示していると言える。世界には彼らのような人がたくさんいます。

プレゼンに役立つ!結論重視のPREP(プレップ)法

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今回先生が教えてくれた方法以外にも、PREP法やOREO法などもあります。私は、以前からPREP法を使って話す癖があるため、今回は新しく知ったOREO法について紹介します。ちなみに、PREP法は以下の通り。意見を述べるときに、まず結論から先に伝え、その理由、具体的な例を伝え、再度結論をいうというもの。

Point  = ポイント・結論
Reason  = 理由
Example = 実例・事例・具体例
Point  = ポイント・再結論

質疑応答に使えるOREO(オレオ)法

PREP法がプレゼンなどによく使うものだとしたら、OREO法は質疑応答などに使うのがいいかもしれません。

Opinion = 自分の意見
Reason  = 理由
Example  = 実例・事例・具体例
Opinion = 再度自分の意見

それぞれ以下の言葉を使って話し出すとスムーズに話せます。

Opinion = 自分の意見

-In my opinion…私の意見は
-From my point of view…私の視点から
-in my point of view…私の視点で
-As I see it…私の考えでは

Reason =理由
-because…なぜなら
-due to the reason that…その理由のために
-owing to the reason that…その理由のために
-for the reason that…その理由で

Example  =具体例
-for example…
-for instance…
-a good example is…

例文を追加する時は以下の表現も使えます

-additionally…さらに
-on top of that…そのうえ
-also…~もまた
-moreover…さらに

Opinion = 再度自分の意見

-Thus…したがって
-So…それで
-Therefore, …しかしながら

意見を述べるときに役立つ言い出しフレーズ

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ほかにも調べてみたら、便利な言葉が出てきました。これはDMM英会話のコラムに載っていたものです。S=主語、V=動詞です。

「〜すべきだ」→ S should V.
「〜に賛成だ」→ I agree that S V.
「〜に反対だ」→ I disagree that S V.
「これには理由が2つ」→ There are two reasons for this.
【理由・例/Body】

「1つ目に」→ First, S V.
「1つ目の理由は」→ One of the reasons is that S V.
「2つ目に」→ Second, S V.
「2つ目の理由は」→ Another reason is that S V.
「さらに」→ In addition, S V.
「なぜなら〜だからだ」→ This is because S V./The reason is that S V.
「例えば」→ For example, SV./For instance, SV./A[名詞]such as B[名詞]
【再主張/Conclusion】

「これらの理由から」→ For these reasons, S V.
「だから」→ That’s why SV.

どんなときにでも自分の意見を伝えられるようにするためにやるべきこと

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今回、私が受けたのは、オンライン英会話のQQ Englishトピックカンバーセーションというレッスンです。このレッスンでは、1枚の写真を元に、講師が質問し、生徒が回答していくというスタイルのものです。トピックカンバーセーションには、トピックカンバーセーション(新)と、通常のものがありますが、おすすめは(新)のクラス。通常のものは、写真描写からわかったことを述べていくレッスンなのに対して、(新)ではPREP法などを用いて、自分の意見を伝えるところまでをやっていきます。

通常、日本の学校では自分の考えを述べるとしても、思ったことをそのまま伝えるくらいで、あいまいなまま終わってしまいます。これに対してアメリカなどの国では、幼い頃からこのPREP法やOREO法を取り入れて、積極的に自分の意見を伝える訓練をしています。

今回紹介した方法は、英語のレッスンでの内容ですが、これは日本に住む私たちの日常生活の中でも非常に役にたちます。とくにビジネスシーンでは、この言い方が常に求められるため、思考も替えておく必要があります。「英語には興味がない」という人も、英語を通して「常に自分の意見を伝えたり、立場を明確する」癖をつけておくと、相手に流されることなく常に自分の意見を堂々ということができます。

もし、これらのことを学びたいと思ったら、英語を使って学んでみるのもいいかもしれません。私はQQ Englishでオンライン英会話をしています。一緒に英語を学びましょう!


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