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はじまりの始まり

はじめまして。
私はPINOと言います。
改めて書こうと思うと、なかなか言葉が浮かんで来ないものですね。
本当はたくさん書きたいことがあるんですけど笑笑
文才があればなぁ…って、もどかしくなります。


vol.0 【自分に問う】


ずっとずっと心の中にしまっていた私の過去…
全てを消してしまいたい記憶。
生きるのがツライ。
でも死ぬのはコワイ。
ずっと助けて欲しかった。
誰かに聞いて欲しかった。
自分という存在を認めてもらえていたら、何かが変わっていたんでしょうか?
人生って、不思議ですよね。
もしも神様が居るのなら、めちゃくちゃ不公平な神様です。
私は前世で何か悪いことをしましたか?
なんて、前世も気になってくる私は本当に病んでますね笑
きっと、自分の全てを出し切ることができたら、もっと楽に生きれるようになるんじゃないかな〜なんて、、ずっとずっと考えていました。

私の人生、きっと誰もがドン引きするくらいの波瀾万丈で、そもそも生まれたのが間違いだったんじゃないかな…っていうくらい。
だからこんな事、今まで誰にもカミングアウトなんて出来ませんでした。
出来るわけないんですよ。
こんな話を…

最近知り合った方に、「私は生まれた時から波瀾万丈な人生で…」って、ふざけ半分で言った時に、「何があったのか興味ある!私は少々のことではドン引きしないですよ?…」って言われましたが…
いえいえ。
そんな簡単な人生じゃ無いんですよ笑
私の全てを知っても、普通に接してくれますか??
私は小心者で、傷つきやすくて、一応?繊細なんで。
普通から変わってしまうことが怖いのです。
(そもそも普通とはなんぞや?笑)
それでも変わらないと言ってくださるのなら、ぜひこのnoteを見て、私の人生を笑ってやって下さい。
決して泣いちゃダメですよ?笑笑
そしていつか、自伝を出版することになった時には、約束の出資、お願いしますね!?笑

それではまず初めに…
私の最古の記憶から書いてみることにします。


vol.1 【捨て猫になる】

私は2歳。
また今日も泣いています。
「いやだ!いやだ!わーわー、いかないで!」
園長先生のプライベート室へ向かう階段の下。
いつもは入っては行けない場所です。
私の腕をギュッと掴み、園長先生は母に早く行くようにと促します。
「少し放っておけばすぐ泣き止むから」
そんなこと言われたら、私だって負けたくない!
これでもかってくらいに大きな声で泣き喚きます。
いつしか過呼吸になり、意識はフワフワと…
(あぁ、今日も負けた…)
その頃の私は、もちろん過呼吸なんて知りませんから、全身が痺れて動けなくなり、息苦しくなった自分の身体が悔しくて、悲しくて、早く大人になりたいと思う毎日でした。
そんな状態の私ですが、母の表情は毎日ハッキリと私の記憶に刻まれていくのです…
微笑んでいるような、蔑んでいるような…私を少し馬鹿にしたような表情。
捨てられた…
私は怯えながら、母が迎えに来る事を願う毎日でした。
『わーわー、行かないで!わーわー、捨てないで…』
2歳の私は泣き疲れ、そのままひとり夢の中へと旅に出るのです。
負けたくない、負けたくない。
私を捨てないで?
助けて、助けて!!
拾ってくれる人が、いつか現れますように…
※【わーわー】→お母さん