note02: 0.3%の壁を超えろ
こんにちは ^^
PinkySmile イラスト*デザイナー
中村衣見です。
前回の続きを書いていきます✊
memo..その0.3%の壁に何を含める?
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単純に反応率といっても、いろんな反応がありますね。
チラシを見て
・チラシを保管してくださる
・うわさしてくださる
・問合わせしてくださる
・来店してくださる
・購買してくださる
・口コミを広げてくださる
・リピーターになってくださる
大体反応といったらこんなもんでしょうか🤔
私が0.3%を超えるための第一目標とするのは、
「チラシを保管してくださる」
こと。
一番難易度が低いようで、すこぶる高いんです。
不要な方にとって、チラシは単純に"ゴミ"です。
しかも不要なのに捨てる労力を強いられる…
まさにそんな、紙一重なるものを
手元に置いておいてくださるなんて!
そんな捨てられないチラシを目指して
1枚のチラシに、まるで生きているかのような世界観を作っていきます。
そしてそこから、
購買・リピーターになっていただけるところまでは確実に繋ぐことが第一。
memo..このチラシに何を求めよう
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例えば、
新規オープンする店舗さんのチラシ。
何を目的に作ろうか。
もちろんチラシを作る側のクライアントさんは、
"1人でも多くの来店客数を見込むこと"
だと思うんです。
まずはお店を知っていただかないと来ていただけないですし、来ていただけないとリピーターも生まれないです。
そうすると、
あれも盛り込まないと!!
これも盛り込まないと!!
アピールポイントいっぱいあるから全部載せてぇぇ!!
となるわけで、
じゃぁターゲット層はどのへんにします?
と伺うと、
結構な確率で
老若男女全部かな?
と返してくださいます♡
…😂
しかしこれを
承知つかまつりました
と請けてしまうと、
結局どこにも響かない数打ちゃ当たる戦法になってしまいます。
さて、どうしよう?🤔
提案したい目標は、
「え、新しいお店できるんや!」
からのゴミ箱ポイ!
といった、認知をあげるだけの0.3%じゃないのです。
いっぱい盛り込んだチラシ
≠
手元に残るチラシ
まずは興味を持っていただけたとしても、
そこにリピーターは生まれないんですよね。
私はリピーターを作ってくれるまで計算できるチラシを作りたい。
(もちろんお店さん自身の魅力は大切として!)
じゃぁどうすれば??🙄
memo..まずはターゲットを絞る
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て、絞りたくないよー😭
皆に来てほしいものー
と思ってしまいそうになっても、
そこはぐっとこらえて。
チラシを意味あるものに変えるため!
訴求ポイントを明確にした方が断然良い。
てことで頑張って、訴求ターゲットを絞ります。
先ほどの、
"モリモリ盛り込んで1人でも多い来客数を見込みたい!"
と想定した新装開店の店舗さんの場合、まずは立地を考えることで、ぐっとターゲットが絞られますね👌
・若い人が行き交う都会
・昔からの低い屋根が建ち並ぶ町
・車必須ののんびり田舎
・多方面から人が流入している新興地
例えば 新興地 だとすると、
来ていただけるお客さんはファミリー層が多くなります。
そうすると必然的に
30〜40代の子育て世帯をターゲットに絞ることができます。
私はキャラデザ出身なのでね、
もっと細かくペルソナ設定を作ることもあります。
例えば新装開店されるのがスーパーの場合。
子どもが産まれて間もないので、
週末はパパにお買い物についてきてもらう。
ママはベビーカーを押しながら買い物を楽しんで、
荷物持ちはパパにお願い。
チラシをチェックするのはママ。
週末家族でお出かけがてら買い物するなら、ママの心を揺さぶるチラシってどんなんやろか?
パパがインテリ系のお仕事なら?ガテン系のお仕事なら?
といった感じで👌
memo..チラシの配布方法を決める
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ファミリー層をターゲットに考えると、
新聞への折り込みはちょっと違うかなー
と考える。
30〜40代の新聞購読率は約30%
これじゃとても、0.3%の壁は越えられない
(自分の作ったチラシに効果を求めるため、配布方法も伺っています😚)
新興地の方は新しい情報に貪欲なので、まずはポスティングが良いでしょうね。
新しいお店、新しい習い事。
とりあえず気になればなんでも目を通してくださるはず。
(ただし郵便物の少ないタイミングは狙った上で🤣<埋もれちゃう)
それに加えてSNSでの発信をし、地域のカフェや美容室等に置きチラシをしていただく。
こうやって、ターゲット層の特徴に合わせて広告の打ち出し方を変える。
(ターゲット層に合わせたSNSを選択することも大事)
これだけで単純に1000部刷る意味も変わってきます。
ポスティングでも配布する地域を限定してしまえば、印刷部数をがっつり減らして、その分他の訴求方法を模索し、効率的に0.3%を超えることもできるはず。
まとめ..結局どんなデザインのチラシがいい??
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予算が限られてるしね、
とりあえずなんでもいいからチラシ作って配ろう!
って、これがそこそこ問題…。
安価で作成できるテンプレート型のデザインをよく見かけます。
しかしそのデザインにあるものは、
どんなお店にも対応できる汎用性のみです。
これがメリットにもなりうるけど…
大抵の場合、テンプレートを使用したチラシには、
思ってた雰囲気となんか違う「違和感」が生まれてくるもの。
新規来店者が「違和感」を感じてしまうと、
リピーターに繋ぐことはなかなか難しいです。
「本当に、本ッ当に予算がないのー!💦」
「気づけば来週オープンやわ、打ち合わせしてる時間なんてない😱」
といった理由が無いならば、
お店の特徴をしっかり明確にし、他の競合チラシと差別化した
「ちょっと行ってみたいかも!」
「このお店なんか他と違う!?」
といった、この”お店なら行ってみたい”という探究心をくすぐるチラシを打ち出すことを考えます。
きれいに整っているだけが良いデザインではなく、
全てはエンドユーザーの目線で!
もしあなたがデザインをお願いされる立場なら、
・特徴をこまめにしっかり伝えられる関係を築ける
・環境を見ていただける
・コンセプトをきちんと表現してくださる
デザイナーさんを探してください👏
離れた地に気になるデザイナーさんがいらっしゃる場合は、
実際に来て現場を見ていただく心算。
0.3%を超える努力は「ファン作り」にもつながり、決して無駄にはならないです💪
次回は、フリーランスしてきた
デザインのお仕事について note してみようかな?
PinkySmile
イラスト*デザイナー
中村 衣見
デザインの紹介・受注サイト
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PinkySmile.info
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