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10月23日の詩

濾過されて
透き通って
私の
心は
水のように
自由で
透明なものに
なれた。
濁って
いた頃は
どこにも行けなくて
泥まみれで
悲しかった。
ある日
泥のなかにいた私は
何かに掬われて
洗われて
そして

私は
思うままに
行きたい場所で
生きられる。
無垢で
色も
形もない
私は。

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