社会学レポート:韓国のポピュラー音楽に対する中国人若者の印象評価
前記
昔、統計学の因子分析を勉強したくて、自分の汎趣味の一つであるポップ・ミュージカルと関連し、ある社会学のレポートを書いてみました。今でもサブカル界隈の研究への未練を捨てられないのですが、力を付けてからまたいつか試みようと考えております。
韓国のポピュラー音楽に対する中国人若者の印象評価
1.はじめに
近年、グローバル化の推進とともに、中国をはじめ、日本などアジアの国々に韓流ブームが見られる。「韓流」とは、主に映画・ドラマ・歌の3ジャンルを中心とした「韓国の大衆文化が日本や中国や東南アジアで大きな人気を得ている状況」(小倉,2005)のことを指す。その中でも、韓国のポピュラー音楽(以下「K-POP」と略す)は中国や日本の音楽市場に大きな影響を与え、音楽だけでなく、バラエティー番組や音楽番組などエンタメ業界全体に韓流ブームの席巻が窺える。
一方、多くの消費者に支持される曲、いわゆるヒット曲の要因として、戒野・鈴木(2010)は図1のように示している。
つまり、ヒット曲を形成した要因として、社会的要因、プロモーション、アーティストと楽曲が相互に作用しており、楽曲の中で「歌詞」は欠かせない要素だと言える。特に社会の中で繰り返し聴かれる歌の歌詞には、その社会の男性や女性にふさわしいと思われる態度を構築する役割を果たしていると言われる(Cooper,1985)。吉光(2015)によると、K-POPの表した女性像が、西洋的な美の規範に適合的な容貌を作りだしている点、欧米圏の男性がアジアの女性に見がちな性的夢物語を抱いている点、特に従属性や女子校生愛好を強調している点などがあり、性的ファンタジーを充足させるアジア人女性のステレオタイプの供給を提供していると指摘した。
しかし、近年、K-POPの女性アイドルグループの表した女性像にも変化が見られ、特に「第3次韓流ブーム」の流行りとともに、「女が惚れる女」、いわゆる「ガールズクラッシュ(Girl Crush)」のスタイルが誕生とともに、女性独立や女性解放などのメッセージが歌詞に込められることが多くなりつつある。にもかかわらず、「女の敵は女」のようなミソジニーが窺える歌詞が度々見られ、バラエティー番組でも女性同士が多く集まるコミュニティでは、女性同士のいじめと口けんかが起きるという共通認識が存在し、たとえ争いがなくても、動画編集などで炎上商法として悪用されることが多く、インターネット上では度々誹謗中傷合戦が起きている。
周(2018)によると、歌詞を対象とした分析は、社会に存在するジェンダーの特徴を明らかにし、異文化間コミュニケーションの前提の一つである、ジェンダーに関する背景知識を解明することにつながると考えられる。しかし、韓流ブームに置かれた人々が、異なる文化背景を持つポピュラー音楽の歌詞をどのように理解し、あるいは受容しているのかはいまだに明らかにされておらず、特に女性像の変化をジェンダーの視点から研究するものはまだ少ない。
そこで、本研究は日中両国において、K-POPの女性アイドルグループのヒット曲の歌詞を取り上げ、日本及び中国の若者による印象評価を比較する。特に歌詞に現れる女性像をどのように評価しているのかに着目することで、日中の若者の印象評価にはどのような要因に影響されるのか、その相違を明らかにしたい。
2.先行研究
2.1 K-POPブームの背景
「K-POP」という呼称が生まれたのは、1990年代後半から韓国で始まる第一次アイドルブームとともに、日本国内のポピュラー音楽であるJ-POPに対応して、韓国でも自国の大衆音楽を細分化するために付けられた言葉である。当時、日本では自国の音楽を世界に通用するように、演歌以外の日本のポピュラー音楽を指す言葉として「J-POP」という言葉が作られた。その影響を受け、韓国でも同じように音楽のジャンルを細分化し、海外市場の打開策の第一歩として、「K-POP」という呼称を使い始めたという。
K-POPブームの変化が、韓流ブームの変遷と切り離すことはできない。「韓流」という言葉の起源と定義については諸説はあるが、その中でも一番有力な説として、1997年、中国のラジオ「ソウル音楽室」では、中国語で「他の文化が険しいほど深く染み込む」という意味の「寒流(ハンリュウ)」を変え、「韓流」として初めて使われた。その後、1999年には韓国の文化観光庁で「韓流(할류)」という題名の韓国の大衆音楽の広告用CDが製作され(安,2008)、中国だけでなく、日本や東アジアまで拡散し、言葉として定着するようになった。
K-POPが海外市場で流行り出した背景には、韓国政府主導の韓流振興政策や韓国の大手音楽事務所の海外市場戦略の成果、ファンコミュニティの構築とファンの能動的な活動の影響力(吉光,2015)などが挙げられる。
韓国は1997年に、アジア通貨危機による危機に迫れ、経済再建の戦略として文化産業振興を掲げた。1998年に金大中大統領の『文化大統領』宣言に基づき、低迷し続けていた韓国経済を再建するために、1999年に『文化産業振興基本法』が制定され、2001年にコンテンツ産業を専門的に支援するための中心的な政府機関となる「韓国文化コンテンツ振興院」が設立され、文化産業の育成と輸出振興のための助成が行われた。
特にテレビ番組や音楽などを含む文化コンテンツ産業は、1つの製品が一度市場において成功すれば、大きな追加費用を投資することなく、様々なメディアを通じて複製し、転用することにより収益が生じるOSMU(One Source Multi Use)型の高付加価値産業(イ・ミジ,2010)である。そのため、韓流は単に文化の伝播や移転という社会文化的現象に留まらず、経済的価値、つまり国家イメージと韓国製品の評価や購買意欲に影響を及ぼす「原産地効果(Country of Origin Effects)」と関わっているといえる(이운영他,2006)。
2.2 日中におけるK-POPブームの変遷
そのような政策をもとに、韓国のドラマの海外輸出とともに、表1でまとめたように、韓流ブームが中国をはじめ、日本やアジア諸国で引き起こしている。
表1 中国と日本における「韓流」ブームの変遷と特徴
1993年、中韓国交正常化の翌年から、中国の国営中央テレビ・CCTVでは韓国ドラマが放映されはじめ、特に1997年において「愛がなんだ(사랑이 뭐길래)」と主演のアン・ジェウクが大ヒットし、中国では「韓流1.0」、つまり第一次韓流ブームが起きた。また、日本では2003年に韓国ドラマ「冬のソナタ(겨울연가)」の流行がきっかけで「韓流1.0」の幕開けとなった。両国の「韓流1.0」の特徴はともに、韓国ドラマと特定の俳優が中心に人気を博したことである。
更に、2000年代になると、ドラマだけでなく、韓流ブームが音楽まで拡大し、日中両国ではともに「韓流2.0」を迎えた。この時期の特徴の一つとしては、韓国政府主導の文化振興政策の助力だけでなく、韓国の大手音楽事務所の海外市場戦略も成果を上げたことである。
韓国の大手音楽事務所は、韓国国内の音楽市場だけでは投資金を回収できないため、海外での活動を積極的に推進しはじめた。中国では2002年に、韓国の大手音楽事務所S.M.エンターテインメント(以下「S.M.」と略す)所属の男性アイドルグループH.O.Tが初めて中国政府から公演の許可を得て、北京公安体育館で公演したのをきっかけに、K-POPを中心とした「韓流2.0」が始まった。
一方、S.M.は日本の大手レコード会社「エイベックス・エンタテインメント」と提携し、韓国人歌手にJ-POPを歌わせて、日本市場で売り出すビジネスモデルを推進し、2000年代前半にはBoA、後半には東方神起を成功させた。これをきっかけに、多くの韓国人歌手やアイドルグループが日本市場への進出を求め、来日を相次ぎ、2011年に東方神起、少女時代とKARAを紅白歌合戦に出場することに成功させ、K-POPブームの全盛期を迎えた。
しかし、ほぼ同じ時期に、日中両国では「韓流2.0」の衰退期を迎えた。日韓両国の間では「竹島(独島)問題」と「慰安婦問題」、中韓両国の間では「東北工程」と「歴史劇の記載問題」がこの時期に注目されるようになり、特に中国国内では「反韓流」の気運が高まった。松田(2018)によると、「反韓流」の論点は以下の3つである。
①古来より韓国文化は中国文化の一部分であり、韓国による文化歪曲を阻止しなければならない
②韓国が中国の文化・芸人を無視している
③中国のドラマは韓国ドラマにも負けない
ただ、日本では円安や韓国の文化コンテンツへの消費意欲の低下に伴う影響のことで、韓流の衰退期を迎えたのに対し、中国では韓流が一時停滞期を迎えたが、2013年に放送されたドラマ「その冬、風が吹く」と「相続者たち」のようなラブストーリー・ラブコメディーが再び人気を取り戻し、特に2014年の「星からきたあなた」で人気の頂点を極めた。更に、2015年の中韓FTAの正式署名によって関税の引き下げが行われ、両国の間の物品貿易やサービス貿易などが開始したことをきかっけに、中国は文化産業市場を開放し、韓国の多くのバラエティー番組やドラマのリメイク版を輩出していた。
同時期に、日本では2015年より「新・韓流」というブームが起きており、更に2017年にTHAAD(サード)の設置と限韓令による中韓関係の悪化とともに、日本では「韓流3.0」を迎えた。「新・韓流ブーム」とは、「オルチャンメイク」や「キヨミダンス」、「セルカ棒」などの韓国文化が、日本の若者のライフスタイルに影響を及ぼした、新たな韓流ブームのことを指している(東洋経済オンライン,2015)。この時期の特徴としては、ドラマや音楽を含め、韓国文化全般の受容が日本で拡大しつつあるということである。音楽産業においても、日本の音楽界が低迷し続けていたため、初期のBoA世代、第2次の韓流アイドルに続く第3の流れである「韓流サードウェーブ」が起きており、再び韓国アイドルへの注目が集まった。この時期では、「#MeToo」運動によるフェミニズムの全世界的な意識化に伴い、女性解放や自己肯定感、エンパワーメントを持っている「女性が憧れる女性像」が求められるようになり、特に10代と20代の女子を中心に、韓流文化を消費することが多くなるとともに、ガールズクラッシュの女性アイドルグループへの注目が集まっていた。更に、インターネットの発達とともに、動画配信サービスなどの新たなコンテンツが生まれ、ネット上のファンダムによる能動的な活動が活発化となっていた。
ただ、2020年にコロナの影響により在宅時間が増えるとともに、特に日本では「韓流4.0」を迎えたと言われている。この年にアカデミー賞受賞作品となった韓国映画「パラサイト 半地下の家族」は日本で大ヒットし、更にNetflixで配信されたドラマ「愛の不時着」と「梨泰院クラス」も人気を博し、ヒット作の連続で韓国文化への関心が高まった。
現在、「韓流」は大衆文化の超国家的流動現象として捉えられ、初期の大衆文化関連商品の流通増加といった意味を超え、地域的に隣接しながらも相互理解や関心が足りなかった東アジア地域の情緒的な共感の形成への可能性を内包するものとして評価される(キム・サンベ 2007:230 ほか)。社会環境が流動化している中で、音楽を生産する人であれ、消費する人であれ、価値観の変化に伴うKPOP歌詞の変化も、文化コンテンツの受容の一つとして捉える必要があると考えられる。
2.3 K-POP歌詞に現れる女性像の変化
社会言語学におけるポピュラー音楽とジェンダーの関係に関する研究を概観した研究では、青年期の男女の音楽の好みと個人的属性に関する広汎な研究を吟味した結果、ジェンダーによる差のみが唯一普遍的な要因たりえると結論され、特に音楽の好みに見られる男女差は、社会での男女差を反映している傾向が指摘されている(吉光,2013)。
近年、女性が好むポピュラー音楽のスタイルとして、ガールクラッシュが牽引役になってきた。金(2022)によると、KPOPのターゲット層が主に女性であり、それを成功させるには「徹底的なマーケットリサーチ」が必要不可欠で、つまりターゲット層である女性が求めているコンテンツを作り出さなければならないということである。特に2016年に韓国ではフェミニズム運動が盛んになった影響を受け、韓国社会におけるヒエラルキーや女性蔑視などの対象となっている女性に対し、「強い女性」という人物像が込められているイメージを売ろうとしている。
社会言語学の分野では、作品における人物像(発話キャラクタ)の研究として、金水(2003)の「役割語」、定延 (2011, 2020) の「発話キャラクタ」が代表とされている。金水(2003)は「ある特定の言葉遣い(語彙・文法・言い回し・イントネーション等)を聞くと特定の人物像(性別・年齢・職業・階層・時代・容姿・風貌・性格など)を思い浮かべることができるとき、あるいはある特定の人物像を提示されると、その人物がいかにも使用しそうな言葉遣いを思い浮かべることができるとき、その言葉遣いを役割語と呼ぶ」と述べ、人物像の言語的な対応物と結びつく概念として、「役割語」を提出している。例えば、女性語として典型的な特徴を持つ「お嬢様ことば」などが挙げられる。
特に、談話を行う環境(文脈)の変化により、「キャラクターごとの「らしい」しゃべり方」(定延 2011)は対応的に調整され、女性像への結びつきも異なると考えられる。定延 (2011, 2020) によると発話キャラクタは 4 つの尺度から定めることができるという。4 つの尺度とは、「品」「格」「性」「年」である。「品」は《上品》《下品》、「格」は《別格》《格高》《格低》、「性」は《男》《女》、「年」は《老人》《年配》《若者》《幼児》に分類され、それらを組み合わせることで発話キャラクタの特徴が定められるのである。
本研究では異なるコンテクスト(KPOP歌詞)に現れる女性像が多様化しつつあるという仮説を踏まえ、日中の若者が歌詞によって受容している「女性像」の相違を探りたい。
3.研究目的と課題
以上を踏まえ、本研究は日本人と中国人の20代の若者を対象に、K-POP女性グループの歌詞に対する印象評価を通し、日中の若者のジェンダー意識が、どのような要因によって影響されるかを明らかにすることを目的とする。それを達成するために、以下の2つの研究課題を設定した。
RQ1:歌詞に現れる女性像に対し、日中の若者にはそれぞれどのような印象を持っているか。
RQ2:日中の若者の評価からみると、歌詞とイメージによる意識差は存在しているか。
4.研究方法
本研究の予備調査として、12名の中国人の若者(20代、男女それぞれ6名)を対象に、K-POPの女性グループの歌詞を8篇抽出し、SD法を用いた質問紙調査を行った。協力者の内訳を表1にまとめている。 歌詞については、韓国語及び母語(中国語)による対訳を与えることとし、回答は母語によって記述してもらった。
調査の流れは、以下のようにまとめている。
(1)まず、調査する前に、質問紙調査の作成における印象評定語の選定については、高井・岡野(2009)を参照しながら、「男らしさ・女らしさ、感性的・理性的、自己主張がある・他人に任せている、理想的・現実的、上品・下品、かわいい・かっこいい、強い・柔らかい、清純・セクシー、子供っぽい・大人っぽい、男性受け・女性受け、飾る・自然体、優しい・冷たい」という、12個の形容詞対の印象評定語を設け、配列順序を決めた。
(2)そして、協力者に研究内容の概要及び研究倫理上の配慮する点について説明し、承諾書にサインしてもらい、フェイスシートを完成してもらった後、8篇の歌詞を読んでもらい、前述した12個の印象評定語をもとに、「1・非常に、2・とても、3・やや、4・どちらとも言えない、5・やや、6・とても、7・非常に」という7段階で評価してもらった。
(3)その後、全体的な印象、特に歌詞に現れる女性像に対する印象を、キーワードやキーセンテンスを下線で引き、自由に記述してもらった。
5. 分析と考察
今回、第1節で述べたように、ミソジニーで炎上された曲④の歌詞を中心に、分析及び考察を行った。
まず、曲④に対する印象評価尺度の12項目について平均値と標準偏差を算出し、表3に示している。得点分布を確認したところ、「感性的‐理性的」と「清純‐セクシー」という2つの項目で天井効果やフロア効果と考えられる得点分布の偏りが見られた。そこで、この2項目を以降の分析から除外した。
次に残りの10項目に対して主因子法による因子分析を行った。固有値の変化は3.4、2.3、1.8、0.9…というものであり、2因子構造が妥当であると考えられた。そこで再度2因子を仮定して主因子法・プロマックス回転による因子分析を行った。その結果、十分な因子負荷量を示さなかった4項目を分析から除外し、再度主因子法・プロマックス回転による因子分析を行った。プロマックス回転後の最終的な因子パターンと因子間相関を以下の表4に示す。なお、回転前の2因子で23項目の全分散を説明する割合は67.1%であった.
第1因子は3項目で構成されており、「飾る・自然体」と「理想的・現実的」の2項目が正の負荷量、「上品、下品」という項目が負の負荷量を示している。主に歌詞に表した女性の言葉遣いや表現の内容が「飾る」や「理想的」だと感じた場合、全体にもたらした印象が「下品」に近づく傾向が見られた。そこで「言語表現」因子と命名した。
第2因子も3項目で構成されており、「強い・柔らかい」と「優しい・冷たい」が正の負荷量、「自己主張がある、他人に任せている」が負の負荷量を示している。歌詞全体が表した女性像が「強くて優しい」と感じた一方、「他人に任せている」に近づくという傾向が見られた。そこで、「女性像」因子と命名した。
男女差の検討を行うために、印象評価の各下位尺度得点について対応のないt検定を行った。その結果、表5で示されたように、言語表現下位尺度( t = 0.69, df = 10, n.s. )と女性像下位尺度(t = 0.39, df = 10, n.s. )について、男女差は有意ではなかった。ただ、言語表現下位尺度の各平均値を見ると,女性よりも男性の方が高い評価であり、男性の評価がやや「自然体」、「現実的」に近づいている傾向があるとわかった。
6. まとめと今後の課題
今回、K-POPの女性アイドルグループのヒット曲の歌詞一篇を取り上げ、中国の若者による印象評価の質問紙調査を実施した。因子分析の結果、「言語表現」と「女性像」の2因子によって規定されていることが分かった。特に言語表現下位尺度の各平均値を見ると,女性よりも男性の方が高い評価であり、男性全体の評価がやや「自然体」、「現実的」に近づいている傾向があるとわかった。
ただ、今回の調査では項目とデータ数が少ないため、自由記述では男女差が窺えるものの、統計的な有意差は見られなかった。今後はより多様的な視点を分析できるように、データ数を増やし、日本人の若者による評価も加えると考えている。更に、自由記述の分析を、テキストマイニングで可視化すると試みたい。
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