【30代契約社員女の転職記】#2 契約満了で転職活動開始~怒涛のカジュアル面談と書類選考~
どうも、へのもです。
突然ですが、私の転職活動で得た学び等を経験談を交えながら書き綴ることにしました。
ネットに転がってることと似たようなことを書くこともあると思いますが、経験ベースで言えることは大きいところかなと思っています。
当時の私のように転職に悩む方の役に立てると幸いです。
個人的に読んで欲しい方(というより、参考にしてもらえそうな方)は以下の通りです。
・契約社員から正社員での転職を目指している方。
⇒結論:大丈夫。正社員になれます!
・契約社員で期間満了のため転職せざるを得ない方
⇒結論:大丈夫。次は見つかります!
・30代前半~半ばでの転職できるか心配な方
⇒結論:大丈夫。思ったより年齢は壁ではないようです!
結論から知りたい方も多いと思うので、先に結果を書いておきます。
内定数:4社(全て正社員採用。職種は前職と同じ)
年収:80万円UP(あくまで理論年収です)
応募した数:20~30社(正直あんまり覚えてないですが…)
使ったエージェント数:4社(管理が超大変でした)
活動期間:約一ヶ月半(書類作成~内定受諾まで。有給消化もしながらだったので、働きながら活動する場合は物理的に使える時間が減ると思うので更に期間は要すると思います)
活動してみた感想:巷で言われている通り、転職活動は婚活に似てるなと思いました。あと、賃貸の家探しにも似てるなと思いました。笑
私は転職活動自体が超初心者だったので、基本的にネットとエージェントさんの力を借りながら手探りで頑張ってみました。
30代半ばで、契約社員で、これといって目立つスキルもないような私を正社員で拾ってくれる神のような会社なんかあるのか…と不安まみれだった当時の私に「大丈夫だよ」と声をかけてあげるような気持ちで振り返りたいと思います。
#2 契約満了で転職活動~怒涛のカジュアル面談と書類選考~
前回の記事▼
準備は整ったので、早速応募の開始です。
とはいえ優柔不断を極めている私が星の数ほどある求人の中から数社をピックアップするのはかなりの至難の業。
カジュアル面談という言葉もネットで初めて知ったレベルの転職初心者です。笑
どうやらカジュアル面談というものは「選考要素無しにお互いの理解を深めるための時間」なのだそうで、まぁまずはやってみるか!と思い、登録していた求人サイトに来ていた企業スカウトの中から良さげだなと思ったいくつかのところへカジュアル面談の希望を送り、日程調整を行い面談をしていただきました。
全てオンライン面談で、基本的には会社紹介資料を画面共有していただきながら会社概要や応募してる求人の業務紹介をした後、質疑応答の時間を設けてくださいます。所要時間は30分~60分が多かったです。
質疑応答では面接で聞けないことも聞いて良いとネットにあったので(笑)社内の雰囲気や残業のところなど、個人的に気になることは遠慮なく聞けてとても有意義でした。
特に良かったと思うのは、その会社で実際に働いてる人がどんな人柄なのかが見えるところです。
私は仕事における人間関係にかなり重きを置いているので、自分の性格と合いそうな人がいるかどうかを重要視していました。
とはいえ職場の人は入れ替わるものなので変数要素ではありますが「似たような人が同じところに集まってくる」というのが持論なので、現時点で「合わなそう」と思った会社に自分に合う人が入ってくる可能性は低いだろうと考えています。笑
そんなこんなで個人的に企業スカウトも活用しつつ、各エージェントさんから最初の宿題として言い渡された「求人選定」も行いました。
各会社のエージェントさんの専用HPやメールで、色々な求人がばばばっと送られてくるので、その中から自分の気になる求人をピックアップする作業です。
この作業がなんとまぁ、しんどいこと…。
いきなり複数社活用した自分のせいではあるのですが。笑
多いところだと20~30社分の求人を渡されるのですが、私はズボラなくせに変なところが真面目なので全ての企業のHPと会社紹介資料に目を通しつつ、絶対に失敗したくない!という気持ちが強いため企業の口コミサイトも活用してブラック要素がないかどうかも確認していました。
職種を絞っていたためエージェントによっては求人が被ることもあったりするのでそこも確認しつつ、覚えてないくらいの数の求人をチェックしたと思います。
正直、途中からはお疲れモードになってしまい脳みそが拒否反応を示していたので、とりあえず求人内容と口コミサイトだけを確認して選定していたように思います。笑
選定が終わると、興味があると伝えた求人に対してエージェントさんが応募を行ってくださいます。要は書類選考ですね。
先述した通りトータルで30社近く応募したと思いますが、自分でやらないで済むので非常に楽で助かりました。
その後、書類選考を通過した場合に面接の日程調整の連絡がエージェントさんから来るという流れになります。
ちなみに、企業スカウトで応募した場合は当然自分で管理することになるので…複数サイト経由で応募かけていると自分の首を絞めることになります。
ズボラなは私は、これも結構な反省点です。
そしてありがたいことに、書類が想像以上に通ってしまったことで怒涛の面接ラッシュ期間に突入することになります。
転職の肝といえる面接についてが一番学びが多かったので、次回そこを重点的にお伝えできたらと思います。
次回、「トライ&エラー!怒涛の面接編」に続きます。
余談:へのも的「書類選考に落ちやすい2パターン」の話。
そもそも書類選考で落ちてしまうという方も少なくないと聞きました。
書類が比較的通りやすかった私だからこそ思う、書類選考で落ちやすい2つのパターンについてお話したいと思います。
1つ目は、書類の質の向上余地がまだあるパターンです。
この場合はご自身のPRできることが企業側に上手く伝わっていないだけだと思います。
A4数枚に自分の良さを閉じ込めるなんて、なんて無茶な話だよ…とは私も激しく思いますが。笑
落ちてしまっている要因をエージェントさんと一緒に分析した上で、表現方法やPRする内容を変えてみる等してブラッシュアップしていくと良いかと。
ただし、前回の記事で記載した通り、「MVPなどの華々しい実績」というものがなくても書類はちゃんと通ることは経験したので、そこで自信を失くす必要はないと思います。
数字で実績のPRができない職種はいかに数字で落とし込めるかは結構大事なのかもしれません。
ブラッシュアップ後はとにかく応募して、トライ&エラーを繰り返すのみ!だと思います。
繰り返していけば書類の精度は確実に上がるので、注意すべきは「本命に近い企業には早々に応募しないこと」くらいでしょうか。
ある程度通りやすい書類ができてから、本命は応募することをオススメします。
私はそこを少し失敗しました!笑
2つ目は、理想を求めすぎて条件を絞り過ぎているパターンです。
感想でも記載しましたが、転職活動って本当に婚活や不動産探しに似てると思います。
何が似ているかというと「自分を客観視する能力が試される」ということです。
婚活でいえば、自分のスペックを無視して理想を条件にしてないか?
不動産でいえば、自分の資金力を無視して理想を条件にしてないか?
転職活動でいえば、自分のスキルを無視して理想を条件にしてないか?…です。
もちろん、理想に近いに越したことはないので理想を妥協する必要はないと思っています。
ですが、理想を条件として「マストの項目」と考えて求人を選定している場合はつまずきやすくなってしまうと思います。
理想を条件化してしまっている場合、大抵の方は自分のことを客観視できてないことが多いため、早急に見直す必要があると考えています。
同時に、逆に自分に過剰に自信がないが故に「こんな求人に私が通るわけがない」という意味で応募を諦めてしまっているパターンも少なからずあると思っています。
これはこれで相当もったいないなと思います。
自分でチャンスを手放してるようなものなので…。
とはいえ私も人のことを言えないくらい過剰に自己肯定感が低い面もあるので、適切に自分のスキルレベルを理解することは本当に重要だなと身に染みて思います…笑
つまるところ「自分のスキルを客観視」して、「叶えられたら嬉しいと思う<理想>と、絶対に外せない<条件>を分けて整理」した上でそれを参考に「求人の幅を広げる」というステップが大切だ!と、私は考えています。
とはいえ、どう整理すれば良いの?という方がいるかもしれないし、いないかもしれない(笑)ので、参考までに私の理想と条件を整理したものを書き出してみたいと思います。
▼理想(叶えられたら嬉しいこと)
・年収UP
理由:今の年収が相場として決して高いわけではないから
・ハイブリットワーク可能。出社は週2日以下だと尚良し
理由:リモートワークが性に合ってるから
・オフィスが近い。電車で1本orフレックスができると尚良し
理由:通勤ラッシュが一番ストレスになるから
・残業30H以下
理由:残業が多すぎるとライフワークバランス崩れそうだから
▼条件(絶対に外せないこと)
・正社員採用
理由:責任を持って色々な業務にチャレンジしたいから
・前職と同じ職種
理由:即戦力として役に立ちやすいし、続けたい職種だから
・週休完全2日制
理由:最低限守りたいライフワークバランス条件だから
・年収は最低限、現状維持
理由:特に贅沢もしてない現状の生活水準をこれ以上落とせないから
いかがでしょうか。
改めて書き出してみて、私の条件って本当に少なかったんだなと自分でも思いますね。笑
もちろん転職軸はまた別にあるのですが、ここで挙げた条件と転職軸は被ったり、通じてくるところは必ず出てくると考えています。
(実際に私も被ってます)
この「条件」さえクリアしていれば、私は基本的に応募していました。
理想に近いかどうかは内定が複数出た場合にだけ、その中から選ぶ基準として考えようくらいにしか思っていませんでした。
おかげで、求人の幅も広がったことで選考ハードルも結果的に落とすことができ、書類選考通過率が高くなったのではないか?と思っています。
あくまで個人的な見解にはなりますが、参考になれば幸いです。