【 生きねばぁぎぶあっぷ 】#1
記念すべき1回目は
“ 十七歳の地図 ー 作詞・作曲 尾崎豊 ー ”
このNOTEのヘッダーや今回 #1に使用している写真は
この写真と同じ場所で撮ったのだが
実はこの曲のモデルになった場所であり
記念碑まで建てられている この場所はこの場所自体
私の心の避難場所であり 休息所…
極端な話 私にとってパワースポットであったりもする
だから尚更歌詞に出てくる焼き付くような夕陽
皆様にもお伝えしたかったが
私が撮影しにいった日はいつもみせてくれる
本気の美しい赤をみせてくれなかった
肉眼では分かりにくいが生憎の曇りだったらしい
ただこの日も写真にはうつらない
この時間のこの場所だからこその独特な雰囲気は
当然いつもと何も変わらず私を迎えてくれた
言葉で形容するのは難しいが人の声は静かで開放的…
ものすごい数の車やバイク 飛行機等の
耳障りな雑音がなければ東京のど真ん中ということも
忘れさせてくれる程いつも心が晴れていく感覚がする
まさに“ 生きる事を頑張ってみたい! ”
という衝動に駆られる
そしてなにより この場所をみつけ曲をかいた本人が
この場所に魅せられたひとりだとわかる
“ 強く生きなきゃと思うんだ ”
という何度も出てくるフレーズがしっくりくる
また相乗効果というやつだろうか?
ここで十七歳の地図を聴いてから あるいは 聴きながら
目を閉じて風を感じここで深呼吸すると
より深くもっとなにか…
目にみえないなにかに引き寄せられ満たされていく
激しいロックの色が強く濃い楽曲なのに
不思議な程に心が癒されていく…穏やかになっていく…
私は十七歳の地図に出逢い
この場所を知ってから約6年間 17歳になったら
ここでこの曲を聴きたいと思い続けその夢を叶えた
更にそこから10年が経とうとしているから驚きだ
“ あの時なにを感じてここに佇んだのか ”
どんな思いだったのかはすっかり忘れてしまったが
壁や地面に書かれたこの曲や作者への
たくさんのメッセージたちの中から
昔の私の言葉をみつけると少しだけ時が戻り
ほんの少しだけあの時の感情を思い出すことが出来る
そして大人になったから…
ここ10年で分かったこともあるが
なくしたことも多く感じる
未だにみつかってないものもたくさんあるなぁ
そんなことをひとり思ったりもする
先程綴った感情とは真反対の気持ちになる
まさにアンビバレント
“ なんのために生きているのか? ”
“ 心の輝かせ方 ” “ 素敵な夢 ”
“ 自分を捨てない生き方 ”って一体…
歌詞のひとつひとつが突き刺さるんだ
27年間生きてきたのに…
彼が生きた年齢を超えたのに…
なにひとつ未だに分からないし行方不明
答えどころかヒントもみつかってない
心の地図もその上で照らされたなにかもみえない
そう思う悔しいし情けない気持ちで
いっぱいいっぱいになる
でもねこんな感じでたまに入ってしまう
マイナス思考・真っ暗な感情を救ってくれる
というか 負の感情やアンビバレントのままで
終わることはまずないんだ
最後には絶対それでも明日はくるし
歩き続けなきゃいけないのが
“ 生きてる ”ってことなんだろう って思わしてくれる
それに全てのなにかよく分からないもやもやたちへ
代わりに叫んでくれているようなシャウトが
なにかもをぶっ飛ばしてくれるし…
やっぱりあの夕陽がすかーんって
心を晴らしてくれるんだよね 不思議だよね
語彙力がなくて上手く伝えられないのがもどかしいな
うぬ、やはりまとまらずぐだぐだとした
駄文になったがまとめると…
私がこの場所や曲から抱いた漠然とした願いは
この夕陽と彼の出逢いみたいになにか生を感じ
激しく美しく輝いてるなにかに私も出逢いたい
という事…
私がこの場所や曲から抱いた歴然とした事実は
これからもイヤホンやスピーカーから流れてくる
彼の声は変わらないはずだが
それでも生きた年数や生き方
今おかれてる状況等 色んなものが複雑に絡み合い
心への届き方が変化し続ける という事と…そして
いつまで経っても“ 生きる事を頑張ってみたい ”
と思わせ続けてくれるという事…
こんな風に色んな想いや思考が体内を忙しく
それでいて心地よく駆け巡るものあるだろうか…
是非1度聴いてみてほしい
願わくばこの場所が時代にのまれ
無くなってしまう前に
あの場所からあの夕陽を眺めながら
この曲を聴いてみてほしい
ちなみにこの企画では彼の作品を入れてしまうと
それだけで埋まってしまう程に
私は尾崎豊さんを愛してやまないし救われてきた
加えてそんな簡単に語り尽くせぬ為 余裕のある時
特別なタイミングのみ尾崎豊さんの作品は紹介する
今回は初回だし特別だろうということで勘弁…
次回【 歸國 ー 2010.08.14 放送 ー 】