日常生活が壮絶
どうも調子が悪いなと思っていたら案の定、息子が風邪をひいた。
そして看病していたら私も風邪をひいた。
日曜日の夜のことである。
うまくいけば朝にはケロッと治っているんじゃないか説を信じて眠った。
翌朝、そんな祈りは虚しくチリとなって散ってしまった。結局職場に行くことは叶わず、仕事をリモートに切り替えさせてもらった。
だがさらに受難は続く。
体調が親子共々悪化してしまったのだ。
最終的に、半休を使わせてもらった。
月曜日のことである。
そして翌日、うっすら体調の悪そうな息子を身内に託し出社した。のっぴきならない業務が立て込んでいて、休むことが難しかったからだ。
マスクをして、不吉なゴホォゴホォという咳を響かせ、熱で朦朧としながら働いた。19時を過ぎて会社を出ると、ムワッとした夏の空気にゲンナリする。私は夏が苦手だ。
さて、その日、火曜日というのが21時からサッカーW杯の日本初戦である。
猛ダッシュでホームに滑り込みキックオフまでに間に合うように帰った。
帰ったのだが。
品川駅で乗り換えようとしたら人身事故で電車は止まった。
品川駅という広大な駅に溢れかえる人の群れ。
イヤホンをしているにもかかわらず、耳に届く阿鼻叫喚。
絶叫に近い駅員の誘導。
結局19時過ぎに会社を出て、家に着いたのは22時過ぎだった。
火曜日のことである。
と、ここまで書いて、更新して寝ようと思ったのだが、まだまだ受難の日々は続いた。
なぜか?
品川駅を彷彿とさせる叫び声のようなものが、自宅に鳴り響いた。
息子だ。
大泣きしながら息子はお腹が痛い、お腹が痛いと泣き出した。
そうか、そうか、と言いながら私は息子をトイレに連れて行き、寝かしつけ、そしてこの流れは明け方まで7回ほど繰り返された。
案の定、熱は下がらず仕事はリモートにさせてもらった。
この罪悪感たるや、なんとも言い表わし難いのである。
溜まった執筆系の仕事を片付け、合間に息子のゲロゲリラの片付け、洗濯、消毒をエンドレスで繰り返し、遠隔ミーティングをする。
予約したはずの小児科に行ってみると、魂が抜けるほど混雑していて、もう笑うしかなかった。
なぜだ。
そしてトドメは、帰りの車で息子のゲロゲリラである。
結構今週つらいぞ、、、。
もうやだ、このやろう。