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無力感、かんむりょく

人生最大くらいの無力感と悲しさを感じた
といってしまうと大袈裟かもしれないが、無力感は少なくとも感じた。その場にいるのに、明らかに良くない雰囲気なのに、何もできず、最終的にもう一生会わないだろうなと思うくらいの分裂に立ち会ってしまった。もちろん悪いのは(きっかけは)向こうだと思う。けど、私にも何かできたのではないかと、思う。
傷つけたくない大事な人たちが傷付いて、思いのやりどころもなく、悲しんでしまった。いや、私の思いすぎかもしれない。でもこの出来事は、これまで生きてきた中で途方にくれてどうしようもなくなり、どうしようもしたくないほどの出来事だった。

また、絶望感もあった。これまで家族(は誇張しすぎだが、)のように一緒にプロジェクトをつくり、支え合い、励まし合ってきた。お互いのことを気にかけていたし、それまでのキャンプはこれまでにないほど楽しいものだった。お互い尊敬しているからこその失望が大きかった。それと同時に、自身の見る目のなさを疑った。これからもこんな人と出会ってしまうかもしれない。長く続けてきた関係も、こんなふうにあっけなく切れてしまうのかもしれない。
そんな恐怖感から、人と出会うこと、飲みに行くこと、怖くなってしまった。
自責かもしれないし他責かもしれないが、こんなこと忘れられそうにないので、ここに。




それは、飲み会で3人だけ悪酔いして、お酒の入っていない人がついていけなかった話である。

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