教えるのが得意なクラスと苦手なクラス
こんにちは。今日は水曜日!今週もあと二日ですね。
今日は私の教えるのが得意なレベルと苦手なレベルについて話したいと思います。私の場合、得意なレベルと言うのは教えるのが楽しいレベルで苦手なレベルは、苦手ゆえに楽しくない日も多いです。
私の大学では「げんき」を使って日本語を教えています。
ずばり、私の得意なレベルは一年目です。私の大学ではげんきのLesson1~12を一年かけて勉強します。ひらがなとカタカナ導入のLesson 1と2は大変ですが、教えがいがあるし、学生もどんどん新しい事を習っていくことによって、新しい知識を蓄えていく感が大きいので、”勉強している”感が大きく、それを楽しんでいる学生が多いです。逆にここでひらがなとカタカナでつっかえる学生が多いとかなり大変で、教えるのも苦しくなってきます。幸い、日本語は単位に必要だからどうしても取るという学生より、興味があって取る学生が多いので、ひらがなは結構みんな一生懸命覚えてくれます。やっぱり、学生が楽しいと教えるのも楽しいです。
では、苦手なレベルとは…もうお分かりだと思いますが。2年目のクラスです。げんきでいうLesson 13~23です。初級後半ですかね。ここまでくると、新しく出てくる文法が少なくて、今まで習ってきた基本文型を使って応用していく段階になります。ここで、今までの知識がうまく蓄積されていない学生が置いていかれます。
じゃあ、蓄積が上手くできていない学生を進級させるな!って思われるかもしれませんが…。これは本当に私の責任でもあるので、分かっているのですが、上手くできない学生でもよっぽどひどくない限り上に進級させないとクラスを取る学生の人数が減ってしまうんです。そうすると私の仕事にも響くので…。ぎりぎりの学生も引っ張り上げて行きます。
そして、ぎりぎりの学生だけど2年目クラス取ってるよという学生は日本が大好きな学生ばかりです。
このできる学生とぎりぎりの学生の差が2年目ではさらに大きくなるので、教えるのが難しくなるのです。この両方の学生がが上手く学べるクラスを作るのが私の目標なのですが。上手いバランスをいまだに探していて2年目クラスが一番苦手で、今日のクラスはいまいちだったなーと思うことが多いのも2年目クラスです。