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'79年、ようやく初のマリワナを体験。

Rock Musicを聴くようになるとどうもマリワナをやってみたくなる。
どんな感じなのか?音楽がどう聞こえるのか?

1979年5月に中野サンプラザへ女友達ペチャとBLUE OYSTER CULTのコンサートに行き、帰りの中央線の中で厚木米海軍基地で働く米兵たちと意気投合、新宿のシェーキーズに行った。その時、一目惚れをしたのがデイヴだったが、不本意なことにジェイクと付き合うことになる。
ジェイクの家に行き、最初は気づかなかったのだが、彼は家の裏で大麻を栽培しており、ジョイントという紙巻きの大麻の吸い方を教えてくれたが、何も起こらなかった。なぁ〜んだと思ったが、彼に一本もらってバイト先に持って行き男性社員が不在だったので女子4名で回して吸ったが少し眠くなった。他の二人も特に変化なしだったが、超美人のミキがオフィスを出てどこかへ行った。
しばらくして彼女が戻って来て私に大麻初体験レポートを渡した。
便箋みたいな紙4枚に書き綴られていた内容に、ほぉ!へぇ…と感じ、心身ともにかなり動揺したらしく「私、どうしちゃったの?!」彼女は休憩室で自分を取り戻し、とにかく私にそのレポートを読んで欲しかったのだった。
そう言えば、1977年の10CCのコンサートで何やら匂いがしてきて振り返ったらアメリカ人と思われる男性たちがズラリと並んでいた。たぶんマリワナの匂いではないかと思った。

さてジェイクと別れ彼はスペインへ赴任、1980年、TOM PETTY & THE HEARTBREAKERSの会場でデイヴたちと再会しお互いに驚き、「Tom Pettyが病気でコンサートが中止だよ」と言ったら残念そうにして、それから私たちは渋谷の路上で誰かが持ってきたジョイントを回し楽しんだ。
その時知り合ったジェフからパーティーに誘われ、メキシコ人ホアン(厚木米海軍兵)の家へ行ったら、初対面のマリリン、白人男性、日本人は私のみ。
リビングにあるステレオでROCK MUSICを聴きながら、ホアンとROCK談義。今でも流れていた曲を覚えている。
それから別室へ全員で行き、ジョイントを回し本当に楽しいパーティーだった。

時は流れ、2012年にテキサス州ダラスに二人の友達、トミー(50代)とトム(40代)を訪ね、トミー夫婦が日常的にマリワナを楽しんでいたし、トムも売人から購入したジョイントを私に勧めて来て、これは違う、ジェイクのとは違うと思った。喉が痛くなるし、トムは咳き込んでいる。

2014年にジョージア州の森に引っ越したトムと、私は嫌だったが売人の家に行ったら、まだ若い売人はごくフツーの人でギターの練習をしており部屋に赤ちゃんがいたのだ。

2016年、シカゴ郊外に住むアーティに会いに行き、彼はGRATEFUL DEADの大ファン。彼の部屋でジョイントを吸ったのだがやはり喉が痛い。彼は咳き込みながら吸っており、しゃがれ声になっている。何で喉が痛いのにやるの?と聞いたけど、気分がハッピーになるからだろうし、元陸上競技の選手で膝の痛みを今も抱えていて大麻で緩和していたのかなと思う。
アーティの職場では、採用される前にドラッグテスト(尿検査)をやると言う。

米ドラマを見ていたら、台詞に「マリワナを吸いながらPINK FLOYDを聴くのよね」
この投稿の写真は、当時若き4人の天才が集まったプログレッシヴロックバンド、PINK FLOYDが来日した時のものである。
そう、マリワナはロックミュージックと深い関わりがあるのだ

日本では大麻所持/栽培/売買は重罪であり、奇妙に思うのはロックミュージックを聴くような若者たちではない(たぶん)のに何故大麻に興味があるのかなってことかな。何処かの大学のラグビー部(たぶん)が大麻使用で廃部にまでなり、あとなんだっけなぁ、続々と逮捕された人たち。日本で重罪なのは理解しているハズなのにね。う〜ん、勝利のためにストレスが相当あったのかもね。大麻先進国のオランダでみんなで楽しんでくればよかったのにね。
何故、バレて逮捕されるか?
聞いたところによると知り合いに密告されるという。
そう言えば、昔、日本人ミュージシャンが大麻所持で逮捕されて彼が言うのには「大麻をやるといい曲ができると思って」。
ビートルズにマリワナを教えたのは、B・ディランであった。
ポールは来日時に大麻所持で逮捕された。
ある海外ミュージシャンは大麻を吸うと最高の曲ができる事もあると言っている。

現在、私が関心を持っているのは医療大麻なのだが、末期がん患者が対象となるらしく日本ではまだ許可されていない。違法に入手する輩も出てくる可能性が高い。2021年、仕事で左側の背中を痛め日常生活に支障があり、友達のアメリカ人、ドゥエインに話すと大麻が効くかもしれないねと言われた。彼は大麻を購入したことがないと言う。
何故なら、自分が行く先々で友達や知り合いが大麻を持って来ているからだと言う。仕事が半端なくキツい元職場では、同僚たちがすでに大麻を自宅で吸っていて仕事の準備にかかるらしい。

FBのアメリカンヒッピー・コミュニティの投稿を見ると日本とアメリカでの大麻の概念の違いは、前者では違法(危険ドラッグ扱い)で後者ではジョークのネタだってことを知らされる。
カントリーミュージックの超有名なミュージシャンのウィリー・ネルソンは大麻を愛することでも有名。
大麻をネタにしたコメディ映画、チーチ&チョン共演「UP IN SMOKE 邦題スモーキング作戦 '78」が大人気である。

厚生労働省に訊ねたい。
先入観なしで大麻を体験したことある?
好奇心からではなくどうしても必要としている日本人がいると言うことを理解されたし。



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