GEORGE HARRISON/ERIC CLAPTONの元妻、PATTIE BOYDの人生あるいはJANE BIRKINの人生を選択できたら?!
ふと、この世界的に有名な二人の英国人女性モデル/女優/歌手を思い浮かべ、どちらかの人生を選択するのならと考えたことがあった。
パティとジョージは'64年の映画"A Hard Day's Night"の撮影中に知り合い結婚する。ある音楽雑誌の片隅に誰かがつぶやいていたのは、「こんな静かな男でもこんな美人と結婚できるのか…」
ジョージは静かなビートルと言われているが、インタビューでの彼の受け答えはユーモアに富み、実に楽しい人と言う印象を受ける。
ハンサムでも静かなだけじゃないのだ。
実際、モンティ・パイソンのファンであり、亡きジョージのトリビュートコンサートでは彼らが登場し、観客が大爆笑。DVDを見たわたくしも大爆笑。
さて、二人は結婚後にインドに渡ることになるが、ジョージがインドに傾倒し過ぎてパティは実に寂しかったそうだ。
一方、エリックはジョージのレコーディングに参加し、パティに一目惚れ、激しい恋に落ち、結婚することになるが後に離婚。
彼女は家族が欲しかったのだが叶わなかった。
現在はパートナーと幸せに暮らしている。
去年亡くなったジェーン・バーキンは女優として成功したのかわからないが、パートナーの故セルジュ・ゲンズブールと組み、歌手として世界的に有名になった。
パティと同様、大変美人であり、大胆な演技力と抜群の歌唱力を持ち合わせていた。かすれた声や囁くような歌い方が特徴的で昔の若い日本人男性を虜にし最近では、渋谷オーチャードホールで「ジェーン、可愛い!!!」と叫ぶ若い日本人女性たちにもわたくしにも大人気なのだった。
セルジュは、映画監督兼歌手兼コンポーザー(+作詞家)であり、愛煙家であり、ジタンを亡くなる寸前までスーツケースいっぱいにしてあったらしい。
若い頃の声の質よりも歳を重ねてからの渋い声が好きだなぁ。
映画監督としてよりもコンポーザーとしての才能の方がインパクトが強い。
二人が出会った時、ジェーンが彼に一目惚れしたと最近知ってちょっとびっくり。セルジュの前に作曲家と結婚後離婚、セルジュと離婚後に映画監督と結婚、それぞれの*娘が3人いる。
パティもジェーンも恋多き女性であるが、波乱含みだし楽しいことだけではない。激動の60年代にカリズマティックな男性たちと出会うと同時に彼女たちも時代のカリズマティックな存在だった。
結局のところ、二人のどちらの人生を選びたいかと言うのは答えが出ない。あくまでも仮定の選択だが、サイケデリックな空想に終わった。
ヨーコ・オノの人生はどうかな?
彼女は世界で一番有名な日本人なのに何故、お札のデザイン候補じゃなかった?!
キャッシュレスの時代だからかも知れぬ。
ある雑誌に彼女は、かつて三島由紀夫に無視され続けていたと言っていた。
*長女ケイトが、麻薬依存症で長く苦しみ、2013年謎の転落死。R.I.P.
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