あの場所の「おいしかった」
おいしいことは紛うことなき幸せだと思うので、心がクサクサしている今、旅行で食べたおいしかったものをひたすら振り返ることにした。
ドイツ カリーヴルスト
大きなソーセージにケチャップとカレー粉をまぶしたもの。有名店でもなんでもない、どこかの店頭で買った。あのパキッと強い濃い味は、家で食べたくても再現できない。
ドイツ チョコレートがけマスカット
マーケットの屋台で買った。たっぷりかかったチョコレートの下に、シャキシャキみずみずしいマスカット。2日前にイチゴとバナナも食べたけど、マスカットがいちばんだった。
フランス イチゴとヨーグルトのパフェ
さっぱり味もったり食感のヨーグルトとイチゴがたまらなかったパフェ。歩き疲れたあと、生クリームだと思って食べたひとくち、しあわせでした。
フランス アンジェリーナのモンブラン
みちみちむちむちとした栗のペースト。
いままで食べてきたモンブランとは全然ちがった。オシャレさのかけらもない表現をすると、練った栗!という感じ。これは練った栗です。
スプーンですくうと、ぴっちりくっついて離れないくらいの密度。
フランス フランボワーズシャーベット
これも歩き疲れたときに食べたもの。ぎゅっとあまずっぱくて、爽やかなお天気にぴったり。普段はチョコ系が好きだけど、この時は本当にフランボワーズを選んで大正解だと思った。
フランス チョコのパン
街のパン屋さんで買ったチョコのパン。
チョコチップかな?でも溶けてる。存分に挟まったチョコのとろりとした食感がずっと続く、幸せのチョコパンだった。
台湾 フライドチキン
居酒屋で落ち着いてこのフライドチキンを食べたい。スパイシーでカリッカリのザックザク!ビールと楽しみたいけど食べ歩きなので手が塞がって無理だった。顔よりでっかい。
台湾 鼎泰豊のピリ辛えびワンタン
鼎泰豊における主食は小籠包、それは当たり前。常識。しかしピリ辛えびワンタンを知った日から、これを頼まずにはおれません。小籠包が主食ならピリ辛えびワンタンはおかず。つるんつるんのワンタンにスパイシーなタレ、これを米に乗っけて食べたい。(主食は小籠包だったのでは)
北海道 花まるのお寿司
肉厚むちむちな魚ばかり。1300円のランチなのですが、3000円取られても余裕で納得する。でも嬉しいので1300円で食べさせてください。回転寿司は人気だそうで、回転じゃない時計台店で食べました。回転寿司も行きたいな。
タイ チョコバナナケーキ
とろっとろの完熟バナナにキャラメルクリーム、ザクザクのチョコ生地。こんなに大好きだけを詰め込んだケーキ、この世で初めて出会った。貸し切り状態の店内で、笑みがこぼれるのを我慢もせずに食べた。
タイ クロワッサン
ホテル近くのケーキ店で朝ごはんを食べたとき、ケーキの他に何かしょっぱいものをと思って食べたクロワッサンが、ケーキに勝ってしまった。温めてくれてホカホカなのにカリカリのチーズ、パリパリとこぼれてしまう繊細な生地、バターの香り。ケーキ店の主役はケーキとは限らないのだ。
タイ KAMUKAMU
何ドリンクと言っていいかわからない。カムカム。ココアの中に砕いたオレオのようなクッキーが入っている。クッキーのはずなのにふにゃふにゃにならず、長いことザクザクしている。タピオカもいいけど、これも日本で流行ってほしい。
タイ ガーリックまみれのイカ
正式名称がわからない。プーパッポンカリーが有名な店で食べた。ガーリックの天かすみたいなものにまみれたイカ。口臭不可避の料理だけど気にしちゃいけない。パクチーとイカとガーリックのチップをたっぷり乗せて噛みしめると、ガツンの中に爽やかさのある、矛盾した最高の味がする。
タイ タイティーソフト
タイティーのソフトクリーム。
紅茶のアイスが大好きなのですが、正直ギャンブル性が強くて、風味の弱さに満足できないことも多い。「ふんわり香る」のふんわり、どこ?というものも多い。
だけど、これはもうふんわりどころじゃない。
ギャン!!と紅茶の主張が非常に激しい。
有無を言わさず満足させてくれる風味の強さ。
なぜこれが日本のコンビニで手に入らないのかと思うと、かなしくなる。
タイ マッサマンカリー
空港で最後の記念に食べたら、ナッツの風味とやわらかいチキンがたまらなかったカレー。辛かったけれど完食した。乳製品で辛さをやわらげられるという理屈で、タイミルクティーと抜群に合う。次行く時は、初日にこのカレーを食べたい。
スウェーデン チョコレートケーキ
固め重めの食感なのになめらかな食感で、生チョコのかたまりのようなチョコレートケーキ。感想が少ないけど、このサイズの生チョコを食べられることを想像してみてほしい。しあわせが伝わりませんか。
台湾 タピオカミルクティー
タピオカとはこんなにとろとろモチモチの食べ物だったか。あれから日本でもタピオカを飲む機会はあったけれど、芯が残っていてどうもボソボソしている。(行列店ではなくそのへんの手軽な店で買うのでそれも原因だと思う)
あのとろとろモチモチのタピオカを飲むなら何時間並んでも構わない……とは思えなくて、安くて並ばないのにこのクオリティ、というのが魅力なのです。
新潟 ヤスダヨーグルトアイス
チーズのアイスではないのか。
ヨーグルトだなんて嘘のように、ねっちり濃厚。
実はチーズのアイスですよと言われても信じる。
新潟に行ったら毎日食べたい。
同じ日本なのに、なぜこれがコンビニで手軽に手に入らないのか納得できない。
台湾 マンゴーかき氷
このマンゴーのサイズを見て察してください。ほおばるほど大きいのに、口に入れた瞬間に飲める。固形のジュース。それをこの数の回数分ほおばれるのです。
人道的に許されることなら、大きいのでアイスと氷はシェアしてマンゴーだけを独り占めしたい。
台湾 ライチウーロン茶
ファミマのPV商品。ちなみに2018年の写真なのですが、2019年に行ったときにはなくなっていて、他のメーカーから出ていた。
台湾で人気なことはわかっているのに、なぜ日本で販売しないのか、不思議で仕方がない。
さわやかなライチの風味とすっきりした甘みがウーロン茶と相性抜群で、スーツケースに詰めて持ち帰りたい。
スペイン チョコバナナアイス
バス停の近くで買ったアイス。有名店とかではないと思う。チョコバナナが大好き。これはチョコがパリパリで、食感を楽しめる点がよかった。春の陽気にまったりしたバナナのアイスとチョコレートのアクセントがしあわせ。
以上、おいしかった思い出たちでした。