②ダイエット@金森式
腑に落ちた点はこんな感じだ。
$胎児は母胎内で糖質は摂っていない・産まれたら母乳で3歳くらいまで育つ。つまりはヒトは基本的にケトジェニックである
$人類学的に何万年も続いた狩猟民族としての先祖は猛獣が残した動物の骨など食べて生きてきた
$糖質をたくさん摂ることによる健康被害が出てきた
ああ、そうか。エネルギー回路をケトン体にすることで本来の人体に戻ることができるのね、と私は解釈した。
Max86kg(しつこい)で●にかけて断糖高脂質食を始めたら、するすると数キロ落とせて、その頃に受けた健康診断では高血圧症が完治して既往症認定があっさり出た。
かかりつけの内科医に(聞かれたので)熱っぽく痩せた話をすると、
「でもね、糖質を摂るから人間は長生きできるようになったんだよね」と返ってきた。
そうです。その通りです。サバンナに生きていた我ら先祖は、そりゃあ短命だったでしょう。毎日獲物にありつけるわけではないし、何ヶ月も空腹を抱えて生き延びてきたに違いない。地道に集めた木の実やら貝やら、運よく獲れた魚やら鳥やら、キノコやら葉っぱやら。食べられそうなものはとりあえず食べて、毒に当たったら●ぬ。ということだったに違いない。怪我から細菌、ウイルスからの感染症もあるし、実際、あんまり筋肉も発達していなくて脂肪なんてあんまりついてなくて骨皮だったんじゃあるまいか。
ということで、糖質を大量に栽培し確保できる時代に入り、貯蔵できることになり分配できるから、仲間はみんなある程度平等に食べることができるようになった。でも、最近になりある種の糖質には依存性をもたらす成分を併せ持つ種類があり、段々とその中毒になり依存症になるということで肥満やら糖尿病やらが蔓延しているのではないのか。
つまりは、食べ過ぎ。
あんまり食べられなくて、ほぼ一生が食べることに必死で、短命に終わるか
たらふく食べてるけど食欲コントロールができなくて脳がやられて肥満で、内臓脂肪が溜まって、だらだらと不快症状を抱えながら長生きするのか。
さて、どっち。
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