PINHOLE BOOKS / Minako Izumi

PINHOLE BOOKSは、写真やアートを中心に、針の穴を覗くような小さな好奇心に着…

PINHOLE BOOKS / Minako Izumi

PINHOLE BOOKSは、写真やアートを中心に、針の穴を覗くような小さな好奇心に着目した本やZINEを作る出版レーベルです。書籍の企画から関連して生まれたグッズも販売いたします。 noteは中の人の記録&雑記帳です。

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    「sugar road」坂田帆海 Houmi Sakata

    東京とロンドンを活動の拠点に、ファッションやストリートの気配を捉えながらポートレイトを基調に写真作品を制作してきたフォトグラファーの坂田帆海による、初の写真作品集。同名展覧会のアーカイブに新作を加えて構成しています。「他者とすべてを共有することは不可能だという前提があっても、通じ合ったと感知できる幸運な“完全なる一瞬”があるのではないか?」著者は、カメラ(レンズ)を介し、自己と他者のコミュニケーションの価値と限界を抱いていたと言います。そして、一様であるはずもなく、不確実性にとらわれる相互理解への疑念が、彼女を旅へと誘いました。本書は、二者のあいだに存在するも不可視の隔たりを見つめることによって、かえって、著者自身が対峙する主体や客体に向かって本能的に浮上する、対象への関心の強度を明らかにしています。制作過程における人と人、人と動物、人と物のあられもない関係性の探求は、質量のないコミュニケーションの多様なバランスを主題として見出し、作為の有無に関わらずイメージの可視化という法則にのみ従いながら一連の作品群となっていきました。それらは、ここでいう“バランス”が、作家性を内包する意図と、幸運のうえにたつ成り行きの、どちらにも属していることを示しており、写真が、双方を自由に往来することができることを意味しています。そして、それぞれの作品は、不安定さの中にある“完全なる一瞬”を求めた彼女の身体と衝動が一致した、シンプルな資質のあらわれだと言い換えることができるでしょう。書籍化にあたり、展示出品カットをカラー/モノトーンで作品化した作品や、追加カットを加えた31点(+表紙2点)で構成。高精細なJETPRESSを使用し、かつB4変形の大判サイズで製作することで、写真の魅力を損なうことなく味わうことができます。ケースには、書籍に収録された海辺の砂浜をイメージした素朴な風合いの板紙を使用し、手押しのスタンプでタイトルが印字されています。書誌情報坂田帆海「sugar road」2024年5月3日 初版発行 300部定価:4840円(tax in)B4変形 無線綴じ ケース付き(二方背)フルカラー40ページ(図版31点)ISBN: 978-4-9913577-0-1 C0072重量:332gデザイン:泉美菜子印刷:藤原印刷坂田帆海フォトグラファー。1990年 愛知県生まれ。ロンドン芸術大学(UAL)CSM/LCFにて写真を学ぶ。2020年より東京を拠点に活動。2024年 SIGNOに所属。https://www.houmisakata.com/INSTAGRAM: @houmisakata
    ¥4,840
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    Special Edition「PERMANENT VACATION 長い長い休み」Pascal Viout パスカル・ヴィウ

    *こちらはランダムな5種のイメージから1枚のミニプリントが付く特装版です。(画像2枚目を参照ください)通常版は下記よりご覧ください。 This is the special version with mini-print version. The print is selected at random. (Please check the second image about the variation of the prints)Please find the normal edition from this link.https://pinholebooks.stores.jp/items/65e48b91ee8b3e345e8ae97fIf you want to purchase this book form overseas, please mail to me.pinholebooks@gmail.com*ENGLISH below日本在住のフランス人写真家Pascal Viout(パスカル・ヴィウ)初の写真作品集。日本での生活の中で目に留まる日常的な風景を新鮮な視点で淡々と写真に収めている。以下作家解説より引用:時間は日本の美学において重要な概念です。そして、都市は絶え間なく変容し続けています。こうした都市景観の変化は、まるでアートの展示に出くわしたかのような、予期せぬシーンとして私の目の前に現れることがよくあります。絶えず変化する過程で、都市の中の物質、空虚、生命は調和をとりながら混ざり合い、一つのインスタレーションの風景として構成され、体験することができるのです。日常が非日常になる場所、それが「PERMANENT VACATION」です。パスカル・ヴィウ東京在住のフランス人のクリエイティブディレクター・写真家。写真家としてさまざまな雑誌に写真を寄稿するほか、クリエイティブディレクターとして多くの国際的なブランドプロジェクトに携わる。過去にパリ、マルセイユ、東京で写真展を開催。https://pascalviout.com/【書誌情報】Pascal Viout パスカル・ヴィウ 「PERMANENT VACATION 長い長い休み」A5変形(150x220mm)144Pフルカラー図版142点コデックス製本デザイン・アートディレクション:泉美菜子+パスカル・ヴィウ印刷製本:サンエムカラー発行日:2024年3月22日ISBN 978-4-9911606-9-1 C0072-Introduction:Time is a predominant concept in Japanese aesthetics; Cities are in a perpetual state of metamorphosis, and these transformations of urban landscapes often unveil unexpected scenarios, reminiscent of an art display.In a state of constant flux, these scenarios blend materials, emptiness, and life into a harmonious composition that can be experienced as installations. Where the ordinary become extraordinary, “Permanent Vacation”.Biography:Pascal Viout is a French creative director & photographer currently living in Tokyo. He has vast experience overseeing projects for international brands and has contributed his photography for various magazines. Moreover, he has also held personal exhibitions in Paris, Marseille, and Tokyo.https://pascalviout.com/
    ¥11,000
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    「PERMANENT VACATION 長い長い休み」Pascal Viout パスカル・ヴィウ

    *こちらは通常版です。ミニプリント付きの特装版は下記よりご覧ください。 This is the normal version. Please find the special version with mini-print from this link.https://pinholebooks.stores.jp/items/65e4993cee8b3e38748ae862If you want to purchase this book form overseas, please mail to me.pinholebooks@gmail.com*ENGLISH below日本在住のフランス人写真家Pascal Viout(パスカル・ヴィウ)初の写真作品集。日本での生活の中で目に留まる日常的な風景を新鮮な視点で淡々と写真に収めている。以下作家解説より引用:時間は日本の美学において重要な概念です。そして、都市は絶え間なく変容し続けています。こうした都市景観の変化は、まるでアートの展示に出くわしたかのような、予期せぬシーンとして私の目の前に現れることがよくあります。絶えず変化する過程で、都市の中の物質、空虚、生命は調和をとりながら混ざり合い、一つのインスタレーションの風景として構成され、体験することができるのです。日常が非日常になる場所、それが「PERMANENT VACATION」です。パスカル・ヴィウ東京在住のフランス人のクリエイティブディレクター・写真家。写真家としてさまざまな雑誌に写真を寄稿するほか、クリエイティブディレクターとして多くの国際的なブランドプロジェクトに携わる。過去にパリ、マルセイユ、東京で写真展を開催。https://pascalviout.com/【書誌情報】Pascal Viout パスカル・ヴィウ 「PERMANENT VACATION 長い長い休み」A5変形(150x220mm)144Pフルカラー図版142点コデックス製本デザイン・アートディレクション:泉美菜子+パスカル・ヴィウ印刷製本:サンエムカラー発行日:2024年3月22日ISBN 978-4-9911606-9-1 C0072重量:500g-Introduction:Time is a predominant concept in Japanese aesthetics; Cities are in a perpetual state of metamorphosis, and these transformations of urban landscapes often unveil unexpected scenarios, reminiscent of an art display.In a state of constant flux, these scenarios blend materials, emptiness, and life into a harmonious composition that can be experienced as installations. Where the ordinary become extraordinary, “Permanent Vacation”.Biography:Pascal Viout is a French creative director & photographer currently living in Tokyo. He has vast experience overseeing projects for international brands and has contributed his photography for various magazines. Moreover, he has also held personal exhibitions in Paris, Marseille, and Tokyo.https://pascalviout.com/
    ¥7,480
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    「sugar road」坂田帆海 Houmi Sakata

    東京とロンドンを活動の拠点に、ファッションやストリートの気配を捉えながらポートレイトを基調に写真作品を制作してきたフォトグラファーの坂田帆海による、初の写真作品集。同名展覧会のアーカイブに新作を加えて構成しています。「他者とすべてを共有することは不可能だという前提があっても、通じ合ったと感知できる幸運な“完全なる一瞬”があるのではないか?」著者は、カメラ(レンズ)を介し、自己と他者のコミュニケーションの価値と限界を抱いていたと言います。そして、一様であるはずもなく、不確実性にとらわれる相互理解への疑念が、彼女を旅へと誘いました。本書は、二者のあいだに存在するも不可視の隔たりを見つめることによって、かえって、著者自身が対峙する主体や客体に向かって本能的に浮上する、対象への関心の強度を明らかにしています。制作過程における人と人、人と動物、人と物のあられもない関係性の探求は、質量のないコミュニケーションの多様なバランスを主題として見出し、作為の有無に関わらずイメージの可視化という法則にのみ従いながら一連の作品群となっていきました。それらは、ここでいう“バランス”が、作家性を内包する意図と、幸運のうえにたつ成り行きの、どちらにも属していることを示しており、写真が、双方を自由に往来することができることを意味しています。そして、それぞれの作品は、不安定さの中にある“完全なる一瞬”を求めた彼女の身体と衝動が一致した、シンプルな資質のあらわれだと言い換えることができるでしょう。書籍化にあたり、展示出品カットをカラー/モノトーンで作品化した作品や、追加カットを加えた31点(+表紙2点)で構成。高精細なJETPRESSを使用し、かつB4変形の大判サイズで製作することで、写真の魅力を損なうことなく味わうことができます。ケースには、書籍に収録された海辺の砂浜をイメージした素朴な風合いの板紙を使用し、手押しのスタンプでタイトルが印字されています。書誌情報坂田帆海「sugar road」2024年5月3日 初版発行 300部定価:4840円(tax in)B4変形 無線綴じ ケース付き(二方背)フルカラー40ページ(図版31点)ISBN: 978-4-9913577-0-1 C0072重量:332gデザイン:泉美菜子印刷:藤原印刷坂田帆海フォトグラファー。1990年 愛知県生まれ。ロンドン芸術大学(UAL)CSM/LCFにて写真を学ぶ。2020年より東京を拠点に活動。2024年 SIGNOに所属。https://www.houmisakata.com/INSTAGRAM: @houmisakata
    ¥4,840
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    Special Edition「PERMANENT VACATION 長い長い休み」Pascal Viout パスカル・ヴィウ

    *こちらはランダムな5種のイメージから1枚のミニプリントが付く特装版です。(画像2枚目を参照ください)通常版は下記よりご覧ください。 This is the special version with mini-print version. The print is selected at random. (Please check the second image about the variation of the prints)Please find the normal edition from this link.https://pinholebooks.stores.jp/items/65e48b91ee8b3e345e8ae97fIf you want to purchase this book form overseas, please mail to me.pinholebooks@gmail.com*ENGLISH below日本在住のフランス人写真家Pascal Viout(パスカル・ヴィウ)初の写真作品集。日本での生活の中で目に留まる日常的な風景を新鮮な視点で淡々と写真に収めている。以下作家解説より引用:時間は日本の美学において重要な概念です。そして、都市は絶え間なく変容し続けています。こうした都市景観の変化は、まるでアートの展示に出くわしたかのような、予期せぬシーンとして私の目の前に現れることがよくあります。絶えず変化する過程で、都市の中の物質、空虚、生命は調和をとりながら混ざり合い、一つのインスタレーションの風景として構成され、体験することができるのです。日常が非日常になる場所、それが「PERMANENT VACATION」です。パスカル・ヴィウ東京在住のフランス人のクリエイティブディレクター・写真家。写真家としてさまざまな雑誌に写真を寄稿するほか、クリエイティブディレクターとして多くの国際的なブランドプロジェクトに携わる。過去にパリ、マルセイユ、東京で写真展を開催。https://pascalviout.com/【書誌情報】Pascal Viout パスカル・ヴィウ 「PERMANENT VACATION 長い長い休み」A5変形(150x220mm)144Pフルカラー図版142点コデックス製本デザイン・アートディレクション:泉美菜子+パスカル・ヴィウ印刷製本:サンエムカラー発行日:2024年3月22日ISBN 978-4-9911606-9-1 C0072-Introduction:Time is a predominant concept in Japanese aesthetics; Cities are in a perpetual state of metamorphosis, and these transformations of urban landscapes often unveil unexpected scenarios, reminiscent of an art display.In a state of constant flux, these scenarios blend materials, emptiness, and life into a harmonious composition that can be experienced as installations. Where the ordinary become extraordinary, “Permanent Vacation”.Biography:Pascal Viout is a French creative director & photographer currently living in Tokyo. He has vast experience overseeing projects for international brands and has contributed his photography for various magazines. Moreover, he has also held personal exhibitions in Paris, Marseille, and Tokyo.https://pascalviout.com/
    ¥11,000
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    「PERMANENT VACATION 長い長い休み」Pascal Viout パスカル・ヴィウ

    *こちらは通常版です。ミニプリント付きの特装版は下記よりご覧ください。 This is the normal version. Please find the special version with mini-print from this link.https://pinholebooks.stores.jp/items/65e4993cee8b3e38748ae862If you want to purchase this book form overseas, please mail to me.pinholebooks@gmail.com*ENGLISH below日本在住のフランス人写真家Pascal Viout(パスカル・ヴィウ)初の写真作品集。日本での生活の中で目に留まる日常的な風景を新鮮な視点で淡々と写真に収めている。以下作家解説より引用:時間は日本の美学において重要な概念です。そして、都市は絶え間なく変容し続けています。こうした都市景観の変化は、まるでアートの展示に出くわしたかのような、予期せぬシーンとして私の目の前に現れることがよくあります。絶えず変化する過程で、都市の中の物質、空虚、生命は調和をとりながら混ざり合い、一つのインスタレーションの風景として構成され、体験することができるのです。日常が非日常になる場所、それが「PERMANENT VACATION」です。パスカル・ヴィウ東京在住のフランス人のクリエイティブディレクター・写真家。写真家としてさまざまな雑誌に写真を寄稿するほか、クリエイティブディレクターとして多くの国際的なブランドプロジェクトに携わる。過去にパリ、マルセイユ、東京で写真展を開催。https://pascalviout.com/【書誌情報】Pascal Viout パスカル・ヴィウ 「PERMANENT VACATION 長い長い休み」A5変形(150x220mm)144Pフルカラー図版142点コデックス製本デザイン・アートディレクション:泉美菜子+パスカル・ヴィウ印刷製本:サンエムカラー発行日:2024年3月22日ISBN 978-4-9911606-9-1 C0072重量:500g-Introduction:Time is a predominant concept in Japanese aesthetics; Cities are in a perpetual state of metamorphosis, and these transformations of urban landscapes often unveil unexpected scenarios, reminiscent of an art display.In a state of constant flux, these scenarios blend materials, emptiness, and life into a harmonious composition that can be experienced as installations. Where the ordinary become extraordinary, “Permanent Vacation”.Biography:Pascal Viout is a French creative director & photographer currently living in Tokyo. He has vast experience overseeing projects for international brands and has contributed his photography for various magazines. Moreover, he has also held personal exhibitions in Paris, Marseille, and Tokyo.https://pascalviout.com/
    ¥7,480
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川村恵理「都市の肌理 touch of the urban skin」著者テキスト公開

PINHOLE BOOKSを立ち上げてから、約1年が経ちました。 初の書籍である川村恵理の写真集「都市の肌理 touch of the urban skin」を出版・発売したのは2020年11月1日。 発売から今までいろんな本屋さんにお取り扱いをお願いしたり、本屋さんでの展示を開催させていただいたり、ついには先日TOKYO ART BOOK FAIRに参加させていただくことが叶い、一冊本を作るだけでこんなにいろんなことが起こるのか…と他人事のように関心しておりました。

    川村恵理「都市の肌理 touch of the urban skin」著者テキスト公開