フットボールへの入り口
人間には顔の見えない世界で大きな顔ができる人間と、顔が見えない世界でほど恐縮する人間がいると思う。
僕は後者だ。
インターネットは顔が見えず匿名性がある。
また、不特定多数の閲覧がある。
SNS社会の今、フットボールへの入り口は多岐にわたる。
ビックネーム獲得によって欧州からも注目されるようになった中国サッカー。
ACLでは日本チームの天敵だ。
そんな中、FIFA19から中国スーパーリーグ(CSL、中超)が収録された。
日本のJリーグはFIFA18より収録され、アジア圏ではサウジ・プロフェッショナルリーグ、Hyundai Aリーグ、Kリーグ1が既存で収録。
世界的ゲームに中国サッカーやJリーグが収録される意味とは。
僕なりに考えてみる。
・中国でのサッカー人気
中国に限らずアジアのサッカー人気は欧州にも劣らない。
ロシアワールドカップでは多くの中国企業がスタジアムアドボードに描かれていたのも記憶に新しい。
アジアサッカーに詳しいZZさんのツイートでもわかるように、代表チームを除いて、あらゆる分野で中国の関わりは非常に強い大会であったと言える。
また中国人はロシアへビザなしで入国でき、シベリア鉄道で(流石に陸路で来る人は多くないと思うけど笑)繋がっている点も関係しているかもしれない。
中国以外では先日のアジアチャンピオンズリーグ決勝2ngleg イラン・テヘランのアザディスタジアムで行われたこの試合では10万人とも言われる人が観戦した。
合わせて女性のサッカー観戦も解禁された。
・欧州からアジアへの視線
前項ではアジアの人気について書いたが、こちらでは逆目線だ。
フッキ、オスカル、(上海上港)、マスチェラーノ、ラベッシ(河北華夏)、アンデルソンタリスカ、パウリーニョ(広州恒大)に代表される各国代表クラスのスター選手の動向が気になる古巣や祖国のファンも多いはずである。
川崎、東京V、札幌のファンであればフッキの活躍は当然気になるだろう。
僕は武磊、アフメドフと言ったアジアのスター選手が非常に気になっているが。笑
・・・
FIFAに話を戻そう
上に挙げた彼らは非常に能力の高く優秀な選手だ。
以前なら移籍した途端にゲーム内で使えなくなり寂しかったが今は違う。
神戸に来たイニエスタもゲーム内では屈指の高レート選手だが、Jリーグが収録されたことで未だに使うことが出来る。(SBC要員になっているのは内緒である。)
ユーザーには嬉しい収録である。
・リーグが収録される意味とは
W杯で見られたように中国でのサッカー人気は世界トップレベルだ。
恐らく中国でのFIFA人気も高いだろう。
(ここは正確な記事、データが見つからなかった、、、)
莫大なポテンシャルを秘める中国市場にサッカーゲーム業界もやっと手を伸ばした。
中国人ユーザーを取り込むことができれば、ソフト売り上げだけでなく、ゲーム内課金でも大幅な利益が見込める。
これは制作会社のEAへのメリットだ。
・・・
収録されるリーグ、クラブへの影響はどうだろうか。
各クラブには胸スポンサー含め多くの企業名が掲出されている。
それらの企業がクラブへのスポンサー費だけで世界中に広告を出していることになる。
また、明治安田生命やオーストラリアのHyundaiのようにリーグも正式名称で収録されるため、知名度アップにつながる。
日本で唯一収録されているガンバ大阪のパナソニックスタジアム吹田も、もちろんPanasonicの文字入りで収録されている。
リーグ、クラブのステークホルダーにもメリットはあるということだ。
・・・
サッカーには非常に多くのステークホルダーが存在する。
自治体、スポンサー、ファン、、、
彼らにとってもこのゲームにリーグが収録される意味は大きいと思う。
今後、、、
ゲームでの収録を加味したスポンサー獲得もありえるかもしれない。
FIFAに限らず、サカつくでもJリーグの収録が決まっている。
FIFAを使ったイベントも各チームで行われている。
また、Cygames、mixi、Rakuten、mercari をはじめとしたインターネットを中心とする企業のスポンサードも増えてきた。
そのクラブがスポンサードしている企業をうまく利用したスポンサードもありかもしれない。
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以上、スポーツビジネスを少しかじっただけ素人投稿ですが、自分の好きなゲームの可能性について書いてみました。
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