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2019/11/27 あなたが笑えば

12月は期末考査から始まるので、高3の通常授業は今週で終わる。(期末考査後は、入試対策の講座制授業に変わる。)

期末考査は目前だし、残りわずかな授業だからこそ入試向対策の授業もしたい。だけど、一昨日の「はづかし」の話は生徒にしたい。古文の世界は別の世界だと思っている人にこそ、当時の人も現代を生きるわたしたちと同様に様々なことを感じて日々を過ごしていたこと、種々の違いはあれど昔と今は地続きであるという感じを共有できたらいいなと思ったのだ。

高野さんのライブ、君沢ユウキさんのイベントのこと、昨夜の野宮真貴さんのライブのこと。4日間続けさまに憧れの人に会ったときに、どんなふうに感じたか。会えることの嬉しさを上回る緊張感、相手を素敵だと思う(ミーハーな部分も含めた)敬愛の念が「はづかし」なのであり、決して古文の世界だけの、現代と切り離された世界のものではないということを話す。

話していて照れくさくはあるけれど、愉快そうに聞いてくれる生徒が多くて嬉しかった。それはもちろん、話の肝心のところではなく、君沢さんが写真を撮るときにわたしの腰に手を添えたこと(!)に驚いた話とか、それに照れるわたしとか、そういう様子をおもしろがっていた部分もある。でも、まずは聞き手である生徒に届くことが大切で、笑って受けとめてくれたらそれでいい。あなたが笑えば、大丈夫。



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クボタエリナ
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